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「ニキータ」 未だに鮮烈さを失わないベッソン監督の名作

絶対見た事あると思うのですが、最近、フィフスエレメントとか、レオンとか見たので、ものはついでという事で、鑑賞です。1990年の映画で、リュック・ベッソン監督作品。ゴールデングローブで外国語映画賞のノミネート。セザール章では、アンヌ・パリローが女優賞を受賞しました。

あらすじ
ニキータ(アンヌ・パリロー)は薬を求めて、仲間と薬局を襲撃し、警官隊と銃撃戦になります。隠れていたところに、話しかけてきた警官を射殺し、終身刑となったニキータは大暴れ。薬を打たれて意識を失い、気が付くとボブ(チェッキー・カリョ)という男が現れ、死亡を偽装されたニキータに、秘密工作員の訓練を打診、ニキータはしかたなく承諾しました。反抗的な態度のニキータをボブは我慢強く指導し、なんとか軌道に乗せ、あらゆる技術をマスターさせます。そして、3年後の誕生日に、初めてボブ同行で外出を許されたニキータは、レストランで卒業試験として、暗殺指令を受け、見事任務を成功させました。ボブとニキータには特別な思いもありましたが、任務の為一旦お別れとなりました。

ニキータはマリー・クレマンという看護師を装い、一人で生活を始めます。スーパーのレジ係の、マルコ(ジャン・ユーグ・アングラード)という青年と恋に落ちたニキータは同棲を始め、婚約して幸せな生活を築きながらも、容赦なく入って来る任務をこなしていきます。そしてボブから、ソ連大使が本国へ送っている機密情報を暴く任務を与えられ、ニキータがメンバー選定をし、取り組み始めました。そんな中、マルコはニキータの行動に不信を抱き始めます。そして決行の日、ニキータはソ連大使に近づくことに成功しますが、状況が一変。本部が清掃人ヴィクトル(ジャン・レノ)を送りこみ、強引なやり方に転換させられます。ニキータは大使館に潜入し、機密情報入手に成功したものの、銃撃戦となり、犠牲者が多く出たことにニキータは動揺しました。

その夜、心身ともに疲弊したニキータに、マルコは仕事を辞めるように話します。マルコはニキータの仕事に気付いていたのです。ニキータはマルコの深い愛情に涙し、一人でマルコのもとから逃亡します。機密情報と共に消えたニキータを捜しに、ボブはマルコの家に訪れます。事情を知っているマルコは、ボブにニキータを守るように依頼しますが、ボブは機密情報を持っている以上は、危険な状況だと話します。マルコはニキータから預かったマイクロフィルムを差し出し、ボブあての手紙は捨てたと話します。手紙の内容が気になるボブは、内容を尋ねますが、マルコはお互い寂しくなりますねと返すのでした。



ニキータ

たぶん、前回見てから、25年くらい経過していると思います。妻が借りてきた貸しビデオを一緒に見たというのが最後でしょう。そして、この映画、今見ても鮮烈さを保っています。やはり、薬局の襲撃と、警官の射殺、それに続くニキータの訓練シーンが素晴らしいと思います。完全に壊れた演技に、どんどん引き込まれています。これまで徹底して描くからこそ、後半の話が生きてくるのでしょう。素晴らしい、導入部と展開です。

一転、ヴェネツィア旅行は、幸せいっぱいという感じです。しかし、当然組織がただで航空券を渡す訳がありませんね。お約束通り、指令が飛び込んできました。バスルームからの狙撃は、緊張感のあるいいシーンです。そして、最後はジャン・レノの乱入です。ぐちゃぐちゃになりますが、なんとか脱出し一息ついたと思ったら、ジャン・レノが…。さすがに、自分が進めてきた作戦を、こうも死体の山にされてショックを隠し切れないニキータでした。ここは、ちょっと秘密工作員の活動としては、暴れすぎですね。

ヒロインのアンヌ・パリローですが、最近見たフィフスエレメントのミラ・ジョヴォヴィッチと、似たような雰囲気の演技のような気がしました。純粋で壊れている感じ。リュック・ベッソン監督の好みでしょうか。この物語の後半に登場したジャン・レノを引き継いで、レオンが製作されますが、私としてはニキータの方が断然好きです。引き締まって無駄のない、筋の通った娯楽作品になっていると思います。そして、勿論アンヌ・パリローが素晴らしいのは謂うまでもありません。

2020.5.11 HCMC自宅にてAmazonPrimeよりのパソコン鑑賞
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テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

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Author:torrent13
映画は見たり見なかったりの時を過ごしてきましたが、現状ベトナム在住で、時間があるので、主にネットで見ています。昔はSF映画と、ミニシアターが好きでしたが、その後は西部劇、そして、最近では邦画や古いハリウッド映画などにも見る範囲を広げてきました。

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