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「フルリベンジ」悪役が互いにつぶし合うヴァイオレンス作品

Amazon Primeのもうすぐ特典期間が終わる映画の中から、見ておきたいなというのを選んで鑑賞しました。レビューをチラ見すると、ずいぶん鬼畜そうですが、一方で肯定的な評価もあったので、その両面から興味をひかれたということです。2014年のアメリカ映画で、監督はパトリシオ・ヴァラダレスでした。
原題:HIDDEN IN THE WOODS

あらすじ
アナ(ジャニーン・カスパー)とアニー(エレクトラ・アヴェラン)の姉妹は、父親のオスカー(マイケル・ビーン)に虐待されて育ちました。母親は浮気が原因で小さい頃に父親に殺され、2人が成長すると、アナは父親に犯され子供を身ごもります。生まれた男の子・マイケル(ダルトン・ワイアット)は監禁されて育ち、教育もされず、うまく言葉を喋ることができません。そして時は流れ、二人は成人しましたが、父親との悲惨な生活は変わりませんでした。そんなある日、父親がアニーをも犯そうとした時、アナが警察へ通報。父親はそれを知って逆上し、二人を監禁して、駆け付けた警官を持っていたチェーンソーで殺害してしまったのでした。

その隙にアナとアニーは、マイケルを連れて逃げ、オスカーは町のボス、コステロ(ウィリアム・フォーサイス)に電話し援助を請います。オスカーは、コステロが取引で使う麻薬の管理をしていました。しかし、コステロが助けを差し向けている途中で、オスカーは青年をショットガンで殺してしまい、逮捕されてしまいました。コステロは、オスカーの口封じのため、刑務所に刺客を差し向け、オスカーはそれを返り討ちにして脱走します。その頃アナたち3人は、父親の森の中の小屋に潜み、アナは皆で西海岸へと逃げようと、街娼として旅費を稼ぎ始めます。そんな中で、アナはスティーブン(マシュー・アラン)という青年と出会い、彼は旅費を工面し、西海岸まで一緒に行くと誘ってくれました。

コステロは、脱獄したオスカーからの連絡を受けると、アナとアニーを捕まえようと手下を差し向けます。彼らはバーでスティーブンを見つけ、銃でおどしてアナたち居場所まで案内させ、小屋についたところでスティーブンを撃ち殺しました。そして小屋に侵入し、見つけた二人を犯し始めますが、アニーが男の指を噛み切り、ひるんだ隙にアナが銃を奪って手下たちを射殺します。残った一人の手下にコステロの家に案内させ、自分たちを自由にするよう訴えますが、コステロはアニーに自分が父親だと告白。呆然とするアナからコステロが銃を奪い取った時、オスカーが乗り込んで来て、コステロと部下を撃ち殺し、アナとアニーを連れ帰ろうとします。しかし、瀕死のコステロがオスカーを背後から射殺し、マフィアたちは全滅したのでした。そして、アナとアニーは、マイケルとともに西海岸行きのバスに乗り、新しい生活を始めるのでした。



フルリベンジ

ずいぶんと鬼畜な映画だという評判を見て、興味を持って見始めました。この映画の原題は、「HIDDEN IN THE WOODS」で、2012年のチリ映画のアメリカでの2年後のリメイク。題名も監督も同じです。アクション的なかっこよさはありませんが、残酷さはかなり目立ちます。近親相姦ということで、鬼畜さもあります。しかし、メインの物語は、悪人面を強調したプロレスラーの悪役みたいな、屈強な男たちがいろいろ出てきて、殺し合いをするという内容でした。その中で二人の女性が逃げまどいつつも一矢を報い、悪人たちと戦うということになります。出演者の中では、やはり自ら望んでリメイクしただけに、マイケル・ビーンの怪演が大いに目立っていて、これは見ものだと思います。

男たちは、男同士で殺し合う以外は、二人の女子かその子供にやられます。そのほとんどのパターンは、彼女たちを無理やり犯そうとして油断してやられるパターン。やはり、いくら屈強な男たちとはいえ、本来の職務をまじめにまっとうしないのであれば、あとは行動が穴だらけで、いとも簡単に女子にやられてしまうのですね。まぁ。アホと言いますか、頭悪すぎと言いますか、組織的な行動とか考えていないと言いますか…。悪行ならそれなりに、真面目に悪行に励まないと、次々と斃されてしまうでしょう、ということです。まぁ、それができないから現状に甘んじているのでしょうが…。真剣勝負のときに、女性に目を奪われるのは災いの元ですよ。

鬼畜とは、近親相姦の場面ということなんですが、ほぼ冒頭の部分だけで、あとは、無意味な殺し合いが多数。笑えない場面で笑ったらから殺されるとか(笑)。そういった感じで、アクションでスカッとするよりは、クズのつぶし合いを見ているという映画でした。ラストは解放されて明るく終わるので、その落差が良かったです。2012の元ネタのチリ映画については、予告編だけ見てみましたが、ちょっと雰囲気がドロドロしているように感じたので、アメリカでのリメイクは、同じ監督とは言え、少しエンタメに寄ったのかもしれません。見る機会があれば元の映画の方も見てみたいと思いました。

2020.3.31 HCMC自宅にてAmazonPrimeよりのパソコン鑑賞
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テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

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torrent13

Author:torrent13
映画は見たり見なかったりの時を過ごしてきましたが、現状ベトナム在住で、時間があるので、主にネットで見ています。昔はSF映画と、ミニシアターが好きでしたが、その後は西部劇、そして、最近では邦画や古いハリウッド映画などにも見る範囲を広げてきました。

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