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「バニシング」 ディ・レオ脚本70年代イタリアアクション

70年代のイタリア製アクション映画。当時の雰囲気が懐かしい一本です。1976年のイタリア映画で、監督はルッジェロ・デオダート、脚本はフェルナンド・ディ・レオが担当しました。

あらすじ
凶悪犯罪が横行するローマの一角に、犯罪には手段を選ばない態度でのぞむ特捜部がありました。刑事アルフレッド(マルク・ボレル)とトニー(レイモンド・ラブロック)は二人組でバイクを駆り、日夜取締りに全力投球です。彼らはいつも手荒な追跡のあまり、犯人を殺してしまう始末。上司(アドルフォ・チェリ)はいつも生きたまま逮捕しろと怒鳴りたてています。それには、麻薬シンジケートのボス、バスキーニ(レナート・サルバトーリ)を逮捕するため、情報を手に入れたいということもありました。ある夜、バスキーニの主催の賭博パーティの情報を入手した二人は、到着早々駐車場の車を炎上させてしまいます。そしてバスキーニの妹が市内のアパートにいる事を知った二人は彼女のアパートに向かい、調査もそこそこに彼女と寝てしまうのでした。

バスキーニは、これにはさすがに黙っているわけにはいかず、殺し屋を向かわせますが、二人は無事生き残り、やがて特捜部内に裏切り者がいると知った二人は、出鼻をくじこうと、バスキーニのアジトである廃船に向かいます。しかし、船の中にはバスキーニの情婦がいるだけでした。バスキーニ達は、向かいの倉庫で待ち伏せ、船を爆破して二人を殺そうと考えていました。そして起爆装置を操作しようとした時、隠れていた上司の刑事部長の銃が発射されます。バスキーニとその手下を一気に射殺してしまったのです。銃声を聞いて船を出た二人は、倉庫にはバスキーニと手下の死体を発見。拳銃を手にした刑事部長が車に乗り、手を振りながら颯爽と去っていきました。二人は顔を見合わせながら、倉庫で起爆装置を見つけ、無人の船を爆破したのでした。



バニシング

フェルナンド・ディ・レオ脚本による、70年代イタリアアクション。Amazon Primeでは、「ダーティーデカ まかりとおる」という副題がついていましたが、これはビデオ発売時の邦題のようです。原題(英訳)は、LIVE LIKE A COP, DIE LIKE A MANというものですが、どちらにしてもなかなか内容と繋がらない感じが…。問題のダーティーデカは、イケメン俳優の2人が演じておりますので、ダーティーな感じがあまりないのですね。やることは無茶苦茶なのですが…。

麻薬シンジゲートのボスであるバスキーニを追うというのが基本骨格で、その片手間にいくつかの犯人を上げていくのですが、手荒に殺してしまったり、放火したり、尋問に行った相手と2人でセックスしたりとやることは非道。まぁ、殺したのも放火したのも相手は悪人ですし、セックスの相手はセックス依存症の女性ということで、エクスキューズはあります。そのノリでいろいろと展開するというストーリー。スリリングにうまく展開するかというと、まぁ、アクションで繋げているだけで、緊張感はありません。ラストは一応決まっていました。

フェルナンド・ディ・レオによる監督や脚本の作品を最近いくつか見ましたが、ストーリー展開はなかなか楽しいと思いました。この映画は残念ながら演出に締まりがないような感じがします。ただ、まったりと70年代のマカロニ・アクションを楽しむという意味で、今では貴重な作品群だと思いました。60年代のマカロニ・ウエスタンの脚本作品は数多く見られますが、70年代のアクションは日本では見られる作品が少ないので、また見かけたら是非チェックしたいと思います。

2019.11.28 HCMC自宅にてAmazon Primeよりのパソコン鑑賞
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テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

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Author:torrent13
映画は見たり見なかったりの時を過ごしてきましたが、現状ベトナム在住で、時間があるので、主にネットで見ています。昔はSF映画と、ミニシアターが好きでしたが、その後は西部劇、そして、最近では邦画や古いハリウッド映画などにも見る範囲を広げてきました。

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