FC2ブログ

「恋愛準決勝戦」 映像的トリックも取り入れたダンス

フレッド・アステア1951年の映画。原題は、Royal Weddingです。エリザベス2世の婚礼は、1947年ですから、まだその余韻が冷めやらぬ頃の作品です。スタンリー・ドーネン監督の作品で、オスカーでは、「Too Late Now」が、歌曲賞にノミネートされました。

あらすじ
トム(フレッド・アステア)とエレン(ジェーン・パウエル)の兄妹コンビは、ブロードウェイでも評判の歌と踊りのチームでした。ある日、マネジャーのアーヴィング・クリンジャー(キーナン・ウィン)から、ロンドン事務所にいる双子のエドガー(キーナン・ウィン(二役))がエリザベス女王のウエディングに合わせて、兄妹のロンドン公演を企画していると持ち掛けます。快諾した二人は大西洋航路でロンドンへ。船上で、エレンはジョン・ブリンデール(ピーター・ローフォード)という浮名を流している貴族と知り合いになりました。

ロイヤル・ウエディングに湧くロンドン公演の準備中、エレンはジョンとデートを重ね、一方トムはダンサーのオーディションに立ち会うと、一目で惹かれたアン・アシュモンド(サラー・チャーチル)を採用します。アンには婚約者がアメリカにいましたが、トムとの仲は親密になっていきます。公演は大成功をおさめ、祝賀パーティに出席したトムとエレンは、お互いにジョンとアンが出席していなかったため、所在なげでしたが、やがてジョンが現れてお互いの愛を確かめ合い、トムもアンの婚約者について調べた結果、すでにショー・ガールと結婚していることが判り、二人も結婚を約束するまでに進展します。

コンビを解消して結婚するか、結婚は諦めペアを組んだままショービジネスを続けるか悩んだ二人ですが、ロイヤル・ウエディングを目の当たりにした二人は、その祝典に感動し、それぞれの相手の元に駆け付け、間もなく、教会で二組の結婚式が執り行われたのでした。



恋愛準決勝戦

フレッド・アステアのダンスの要素の多い映画だと思います。すでに50歳を超えたアステアですが、ダンスはまだまだ現役。激しい動きのソロは見られないものの、カメラトリックを使った、天井や壁を動きまわるダンスで、コミカルな動きを披露し、楽しさを演出していました。デュエットのダンスは、普通に優雅な動きが見られます。うまい工夫と振り付けで、ダンスを楽しく演出するのは流石だと思いますし、新たな挑戦であるとも考えられ、アステア健在を感じました。

ジェーン・パウエルは可愛らしくで歌が大変うまい印象。もちろんダンサー出身なので、ダンスは最高です。奔放な女の子らしい演技が楽しく、フレッド・アステアのパートナーにピッタリの雰囲気でした。アステアは強引に女性に迫る役柄が多く見られますが、ジェーン・パウエルのこの役は負けていないようです。実際に、アステアの姉アデールは、ブロードウェイでフレッドとダンスのコンビを組んで活躍しましたが、イギリス貴族と結婚し、貴族社会入りたため舞台から引退しました。この映画は、そのアステア姉弟コンビの実際のエピソードをモチーフにして作られています。実際はどんな感じだったのだろうと、思いを馳せてしまいます。

ところで、Amazonの動画の画像が最悪でした。ほとんど退色して白くなり、字幕もところどころ読めないほどになっていました。いくらプライム特典映像のサービスでも、これは無いよと思います。見終わったあとで、ユーチューブの英語版(字幕無し)で主要部分を見直しました。そちらは、全く鮮やかで本来の美しさがでていました。恋愛準決勝戦という邦題は、ペアが二組で4人という事を表していますね。

2019.11.18 HCMC自宅にてAmazon Primeよりのパソコン鑑賞
スポンサーサイト



テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

torrent13

Author:torrent13
映画は見たり見なかったりの時を過ごしてきましたが、現状ベトナム在住で、時間があるので、主にネットで見ています。昔はSF映画と、ミニシアターが好きでしたが、その後は西部劇、そして、最近では邦画や古いハリウッド映画などにも見る範囲を広げてきました。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR