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「女は女である」 音楽と劇中映画が楽しいヌーヴェルバーグ

ゴダールとアンナ・カリーナの作品です。フランスのコメディらしい映画で、1961年に製作された、フランス=イタリア合作作品。ベルリン国際映画祭で、女優賞(アンナ・カリーナ)と特別賞(ジャン=リュック・ゴダール)を受賞しました。ゴダールの初カラー作品であり、アンナ・カリーナと結婚後第一作となります。

あらすじ
パリの下町の本屋でに働くエミール(ジャン・クロード・ブリアリ)は、ストリッパーのアンジェラ(アンナ・カリーナ)と同棲していました。そのアンジェラが、急に赤ちゃんが欲しいと言い始めます。そのことで、二人は全く意見が合わず、口論が絶えなくなってしまいました。エミールとしては今が一番。子供はいらないし、結婚なんかしない方が都合がいいと思っているのでした。どうしても子供が欲しいと、アンジェラは意地になり、他の男に頼んで子供を作ってもらうと宣言します。エミールは動揺しますが、あとにひけず、成り行きに任せざるを得ませんでした。

アンジェラは、同じアパートのに住むパーキング・メーター係りのアルフレッド(ジャン・ポール・ベルモンド)に頼むと言い出しました。アルフレッドは今までアンジェラを誘惑しようと、あの手この手で接近していたのでした。ある日、アンジェラはついに決心して、アルフレッドと寝てしまったのでした。その夜おそくに、エミールのもとに戻ったアンジェラは、いつも通りに枕をならべ、子供が欲しかったから、アルフレッドと寝たことを告白します。エミールは、それじゃ、今から二人で子供を作れば、生れた時はいずれにしても二人の子供になるじゃないかと言い出し、じゃあ始めまようと言って、二人は抱き合うのでした。



女は女である

ゴダールの映画はあまり見ていないので、とりあえず感じたままの感想です。まずは、いろいろと映画を登場させるのが好きですね。いろんなところに散りばめられています。音楽の使い方も面白いと思いました。というか、かなり変わっていました。これが一番ヌーヴェルバーグ的な雰囲気。最初はちょっと戸惑いましたが、なかなか面白かったと思います。そして、音楽と言えばジュークボックス。機械仕掛けで繊細なもので、すぐ壊れそう。こわれると酔っ払いが叩いて再起不能になります。かけた曲の歌詞がこれまたすごいと思いました。

テーマは、女性主導の男女関係、女性の性格が中心ですね。隣の家は男出入りが凄いけど、商売ですかね。でも、電話が使い放題なのでした。ラストは、これでいいのか?と今の時代には考えてしまいますが、当時はDNA鑑定とかなかったのかな…。これでいいという解釈でいいのでしょう。上書きすればOK!ということで…

主人公は、奔放で可愛いです。当時は新婚でラブラブだったのでしょうか。未婚の状態で子供が欲しいと言われると戸惑うのは解ります。妊娠によって未婚にケリをつけたいという発想、これは女性だけではないかもしれませんが、女性の方が強いのでしょうか?そして、最後のブラが昔風でかわいいのでした。

アンナ・カリーナですが、2019年12月14日に訃報が伝えられました。ご冥福をお祈り申し上げます。

2019.11.14 HCMC自宅にてAmazon Primeよりのパソコン鑑賞
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テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

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Author:torrent13
映画は見たり見なかったりの時を過ごしてきましたが、現状ベトナム在住で、時間があるので、主にネットで見ています。昔はSF映画と、ミニシアターが好きでしたが、その後は西部劇、そして、最近では邦画や古いハリウッド映画などにも見る範囲を広げてきました。

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