FC2ブログ

「スタンド・バイ・ミー」 リバイバルと共にヒットした名作

名前も内容もいろんなところで目にしてきた名作映画です。見逃していた名画をやっと見ているという感じです。まぁ、そういう映画ばかりなんですが…。1986年のロブ・ライナー監督の作品。オスカーでは、脚色賞にノミネートされました。主題歌は、ベン・E・キングによる1961年のヒット曲。この映画と同時にリバイバルヒットしています。

あらすじ
作家のゴードン(リチャード・ドレイファス)は、「クリス・チェンパーズ弁護士刺殺」という新聞記事に目をし、少年の頃を思い返します。

12歳のゴーディー(ウィル・ウィートン)は、キャッスルロックに住んでいました。ゴーディー、クリス(リヴァー・フェニックス)、テディ(コリー・フェルドマン)、バーン(ジェリー・オコンネル)の4人は、いつも木の上の秘密小屋に集まり一緒に遊んでいましたが、ある日バーンが、不良グループである兄たちの情報から、行方不明になっている少年が、30キロ先の森の中で列車に跳ねられ、死体になって横たわっていることを知らせます。4人は、死体を見つければ有名になるという動機で、死体探しの旅に出ることにしました。

道中、お互いに喧嘩し助け合いながら、鉄道の線路に沿って旅を続けます。そして、いろいろなトラブルを切り抜け、一晩をクリスが持ってきたピストルを構えて交替で見張りをしながら、森の中でで野宿しました。その夜ゴーディーとクリスが二人になった時、ゴーディーは、両親に嫌われているので、将来に希望が持てないと打ち明け、クリスは文才を伸ばしていくべきと助言します。一方でクリスは家庭環境の悪さから、教師の私利に利用されたことを打ち明け、ゴーディーはクリスは頭が良いので進学すべきと助言します。

一方で、バーンやクリスの兄たちの不良グループも同じ目的で死体探しに向かっていました。翌日、4人が死体を発見した時、不良グループが現れ、死体を渡せとナイフで脅しますが、クリスは毅然として断り、ゴーディーは拳銃で対抗。不良グループを退散させました。

冒険が終わり、その後は進路もバラバラになって、疎遠になってしまいます。ゴーディーは作家になり、クリスは弁護士になり、そして、クリスが亡くなった原因が正義感の強さから巻き込まれたものと知り、仲間との友情で結ばれた12歳の頃のような冒険と友情が二度と返ってくることは無いとゴーディは思い返すのでした。



スタンド・バイ・ミー

今まで見ていなかった、恐れ多い名作という感じです。12歳の少年4人の小さな冒険をつづった作品。最後に成長した作家の言葉が胸に染み入るお話でした。このような4人の交流と友情は、12歳という年代の、人生の中でも最も輝いていた一ページであり、2度と返らない、とても大事な瞬間だったということ。その後の人生に大きく影響したということと思います。

今の年となっては、冒険にワクワクするというより、しみじみ感慨深く見ていける映画です。それは、大人になったゴーディーの姿を見ても思い当たることかもしれません。一泊の旅のロードムービーであると同時に、人生のロードムービーでもあるようです。朱に交われば赤くなるといいますが、12歳の少年たちはお互い影響しながら、うまい交流ができていたようでした。

彼らをとりまく周囲の人々にはそれなりに苦悩があり、彼らとの間に相克もあったようです。兄弟や父母との葛藤も、この4人の友情と経験で克服できたように表現されています。帰りは何も起こらなかったということは、往きですでに経験したことばかりだったということでしょう。その分だけ確実にかつ大きく成長したことになります。折に触れ思い出しながら、自分の中で醸成されるような、いい映画だと思いました。

2019.11.10 HCMC自宅にて Amazon Prime よりのパソコン鑑賞
スポンサーサイト



テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

torrent13

Author:torrent13
映画は見たり見なかったりの時を過ごしてきましたが、現状ベトナム在住で、時間があるので、主にネットで見ています。昔はSF映画と、ミニシアターが好きでしたが、その後は西部劇、そして、最近では邦画や古いハリウッド映画などにも見る範囲を広げてきました。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR