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「エリザベスタウン」 最高にウイットに富んだラブストーリーにハマる

昔買ったDVDを見ていくシリーズは、まだまだ延々と続きますが、今日は「エリザベスタウン」。なぜこのDVDを買ったかって、たぶん当時、かなり人気があったはずですね、この映画。
今となっては当時の状況は忘れてしまいましたが、ちょっと爽やかで、心温まるような話を見たかったのだと思います。

あらすじ
ドリュー(オーランド・ブルーム)は、責任者として売り出した新商品が会社の存亡にかかわる大失敗に終わり自殺を考えるが、そこに妹から父親が急死したという電話が入る。ドリューは葬儀のため、故郷のケンタッキー州エリザベスタウンに向かう。その途中、機内でCAのクレア(キルスティン・ダンスト)と知り合ったドリューは、積極的な彼女が気になり始めていた。エリザベスタウンのホテルで孤独を感じたドリューは、結果的にクレアと朝まで長電話をし、再会した2人は次第に仲を深めていく。しかし、すでに恋人がいるというクレアは、どこか身をかわすところがあった。父親の葬儀の後、ドリューは遺灰が入った壷と、クレアがくれた手作りの地図を車に載せて旅をする。地図の指示通りに車を走らせると、やがてネブラスカの街に着き、そこにクレアが待っていたのだった。



この映画、冒頭から大変丁寧に作られているなという雰囲気の中に魅了されます。会社にいられなくなるような大失敗も、表現の仕方が秀逸で、会社の人々の失敗者を見る温かい?目線を全面に出しており、うまいなぁと思いました。そういう映画なので、どの部分を見ても、思わず見入ってしまいます。

オレゴンからケンタッキーまでの機内は、乗客はわずか(1人では無いようでした)。CAも1名??って、これはどこかに隠れているだけでしょうが、たぶんポートランドからルイビルを結ぶ夜行便という設定でしょう。機体として映るのはB747!優雅な旅です。そこに出てくる、キルスティン・ダンストのCA姿も最高に決まってますね。ホテルのクーポンと言って、連絡先を渡すのも洒落ています。

エリザベスタウンの町も、故郷に錦を飾るような雰囲気ですが、出てくる人はいい人ばかりという感じでした。親類の人たちもさることながら、同じホテルでちょうど結婚式をあげる新郎も、なかなかいい奴です。葬儀までの間、2人の関係は深まりますが、ドリューは、帰ったら自殺するという意思が固く、失意は収まらないようですが、それを見通したクレアの応対はなかなかに用意周到。再生させ、生きる勇気を与えながら、自分に振り向かせようとする荒治療を見事にやってのけます。

エリザベスタウン

そして、最後のクレアの手作りの地図に沿ったドリューのドライブで、彼はすべての失望から立ち直り、新しい人生に向けて歩みだす。うん!いい映画でした。実際には、絶対!!ありえないと思いますが…。

この映画を見ているうちに、全くこれと同じシチュエーションで、日本で撮影したらどうなるだろうと、見ながら考えてしまいました。都会から、地方都市に飛んで、親類や旧友とあって、そこで恋が芽生えて、地図に基づいて走って、高原の町で再会みたいな…。なんか、できることはできそうですが、ずいぶん違った雰囲気になりそうです。やはり、これができるのって、アメリカだから?とつくづく思った次第。

最後に近い場面、「世界第2のファーマーズマーケットへ、先の旅に必要な物がある」。いいですねぇ…。

最初から、最後まで、ウィットに飛んだというか、気の利いたというか、そんなセリフに埋め尽くされたような、そういう世界にいつまでも浸っていたいような、希望のある映画でした。完全に製作者の術中にハマってしまいました。
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テーマ : 映画レビュー
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torrent13

Author:torrent13
映画は見たり見なかったりの時を過ごしてきましたが、現状ベトナム在住で、時間があるので、主にネットで見ています。昔はSF映画と、ミニシアターが好きでしたが、その後は西部劇、そして、最近では邦画や古いハリウッド映画などにも見る範囲を広げてきました。

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