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「イースター・パレード」 アステアとA・ミラーの復帰作品

フレッド・アステアのミュージカルを何作か続けて見た中での一本。フレッド・アステアが現役復帰となった「イースター・パレード」です。1948年の映画で、監督はチャールズ・ウォルターズでした。オスカーでは、ミュージカル映画音楽賞を受賞。脚本には、当時は劇作家であった、シドニィ・シェルダンも参加しています。

あらすじ
ブロードウェイのスター・ダンサー、ドン・ヒューズ(フレッド・アステア)は、パートナーのナディーン(アン・ミラー)がブロードウェイにスカウトされたため、コンビの解消を言い渡されます。しかも、ナディーンはドンの親友のジョニー(ピーター・ローフォード)に惹かれていることが解り、付き合うこともできなくなったドンは、酒場で打ちひしがれるうちに、酒場の歌手のハンナ・ブラウン(ジュディ・ガーランド)を新しいパートナーに迎え、素人同然のハンナにダンスを仕込み始めました。

ドンはハンナと組んで初舞台に立ちますが、散々な結果に終わってしまいます。ナディーンからも馬鹿にされ、ナディーンに固執して、ハンナの個性を消していたことに気づいたドンは、彼女にありのままの歌と踊りを披露するように提案。そして、ハンナの才能は一気に開花しました。再びスターになったドンは、念願のブロードウェイの舞台に呼ばれますが、主演がナディーンだと知りキャンセル。ハンナとの舞台を別に契約し、大成功を収めると、二人はお祝いのディナーに向かいます。ところがその店では、ナディーンのショウを行っていて、舞台から降りたナディーンはハンナを見て、ドンをダンスに誘い、ドンは久しぶりの息の合ったダンスを展開。ハンナは怒って店を出てしまいました。ドンはハンナの部屋の前で謝りますがその日は結局会えず、翌日、ハンナの部屋を訪れたジョニーは、ハンナから後悔していると相談されます。ジョニーは動揺するハンナに助言を与え、イースター・パレードの当日に、ハンナはプレゼントを贈ってドンの家に現れ、二人は揃って、イースター・パレードに向かったのでした。



イースター・パレード

フレッド・アステアの2年ぶりの映画出演となったイースター・パレードです。元々は、ジーン・ケリーが出演する予定でしたが、怪我の代役として引退宣言していたフレッド・アステアが出演を依頼されて、現役復帰し出演したとの事。結局この映画が大ヒットし、フレッド・アステアは、この後も、数々の名作を生みだすことになりました。

ジュディ・ガーランドのコミカルな演技や、歌と踊りが楽しいイースター・パレードですが、一方で、アン・ミラーがオーソドックスな美しい歌と踊りを見せてくれています。役どころがちょっと嫌な性格なので、映画の流れの中では、あまり感心されないのではと思いつつ、ディナーショーに客として来ていたフレッド・アステアを奪って踊るダンスは、さすがにダンサー出身のアン・ミラーで、優雅な惚れ惚れするものでした。アン・ミラーの方も、この映画が引退宣言からの復帰作のようです。

ストーリーは、定番の舞台裏もので、ラストの方がちょっとわかりづらかった感じがしました。ドアの前で待っているアステアを追い出したのは誰?とか、ジュディー・ガーランドが、イースター・パレードに行こうとする決断の思考過程とか、まぁこちらの方は推して察すべしということかもしれませんが…。それ以外は申し分なく、あとはジュディー・ガーランドを育成し、恋に落ちるという、単純で素直なストーリーなので、俳優さんたちの演技や歌と踊りを存分に楽しむことができました。

2019.10.26 HCMC自宅にて Amazon Prime よりのパソコン鑑賞
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テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

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Author:torrent13
映画は見たり見なかったりの時を過ごしてきましたが、現状ベトナム在住で、時間があるので、主にネットで見ています。昔はSF映画と、ミニシアターが好きでしたが、その後は西部劇、そして、最近では邦画や古いハリウッド映画などにも見る範囲を広げてきました。

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