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「デッド・フライト」 エアポートシリーズをゾンビ映画に…

いかにも胡散臭げなゾンビ映画。飛行中の航空機内が舞台らしいゾンビ映画です。そんなのすぐに蔓延してしまうだろうと思いつつ、いろいろ突っ込んで笑ってやろうと見始めました。ところがどうして、なかなかのものだったのです。2007年製作の映画で、スコット・トーマス監督の作品です。

あらすじ
旅客機の貨物室には、国家レベルの重要貨物が積まれていました。ところが、旅客機が暴風域の影響で大きく揺れ始め、貨物室の貨物が崩壊。重要貨物の蓋が開いてしまいます。中から出てきたのは1人の女性。警備員がその女性を銃撃すると、たちまち女性はゾンビ化し、警備員に襲い掛かりました。この女性は、死者を生き返らせる実験中に薬品を浴びてしまい、冷凍催眠されて運ばれていたのです。

機内から、研究関係者が貨物の様子を見に、副機長を伴って貨物室に入りますが、ゾンビ化した女性と警備員に襲われ、副機長はかろうじて逃げ帰ります。機長に貨物室に怪物がいると伝えても相手にされず、保安員を探して、再度現場に向かわせました。乗客の一人で詐欺罪で護送中の男(ケヴィン・J・オコナー)も、揺れで刑事(デヴィッド・チザム)が頭を打った隙に逃走し、機内に潜伏していました。貨物室で暴れているのはその男ではと、保安員と刑事が貨物室に向かいますが、ダクトの中でゾンビを発見して発砲。銃弾は天井を貫き、CAに当たってしまいます。一方、トイレでもゾンビが出現、女性客や友人たちに次々と襲い掛かり、機内はたちまちパニックに陥りました。

次々とゾンビ化していく乗客たちの中で、生き残ったCAと、隠れていた詐欺師、プロゴルファー夫妻は、刑事と保安員と共に、バリケードを作ってゾンビに応戦。すると、窓の外に戦闘機が見えてきました。重要貨物に問題が発生した場合、旅客機を撃墜することになっていたのです。操縦の心得のある詐欺師と刑事は操縦席で飛行の安定を取り戻し、ゴルファー夫妻は、ゾンビに追い詰められて覚悟を決め、旅客機の扉を開けると、吸い出されたゾンビと機内設備が戦闘機を直撃。旅客機は、詐欺師の操縦でなんとか原野に不時着し、生き残った数名は町を目指して歩き始めました。そしてしばらくたったころ、機内でしぶとく生き残っていたゾンビたちが、一人また一人と外に出て来始めるのでした。



デッド・フライト

最初に出てくるCAたちの化粧の濃さから、ゾンビ映画的なただならぬものを感じました(笑)。それはさておき、ストーリーはエアポートシリーズのような群像劇スタイルで始まっていきます。なるほど、この映画はエアポートシリーズの額縁に入ったゾンビ映画なんですね。機長・CAは勿論、無鉄砲な若者、犯罪者と護送する刑事、プロゴルフプレイヤー、科学者たちなどなど、癖のある人たちが偶然に乗り合わせている機内です。それも程よい混雑具合で…。

貨物室の振動による装置の破壊と、いきなりの発砲が惨劇のスタート。狭い機内なのでどうしようもなくゾンビは蔓延していきました。主要登場人物が次々とゾンビ化していく中で、ヒーローになって戦い続けるのは??だいたいそういうのは予測がつくものですが、この映画は微妙にそのあたりの定石を裏切り続け、いろいろ意表をついていて、意外性があって楽しめます。そして、東洋人風のシートベルトを外せずに、座ったままで唸っていたゾンビの活躍がいい感じです。

撃墜作戦は、ウィルスレベルのものであれば、どこに落とそうと根絶できないリスクはあるとは思いましたが、これではまぁ仕方ないですね。あとはまぁ、せいぜい頑張ってほしいものです。俳優たちはあまり知りませんが、ケヴィン・J・オコナーだけは流石にいろんな映画で見ていました。印象深い性格俳優で、ここでは実は最終的に主役級なのでした。大変楽しめるゾンビ映画だと思いますので、ファンは必見ですね。

2019.9.28 HCMC自宅にてパソコン鑑賞
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テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

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Author:torrent13
映画は見たり見なかったりの時を過ごしてきましたが、現状ベトナム在住で、時間があるので、主にネットで見ています。昔はSF映画と、ミニシアターが好きでしたが、その後は西部劇、そして、最近では邦画や古いハリウッド映画などにも見る範囲を広げてきました。

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