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「禁断の惑星エクザビア」 コーマンのB級モンスター映画

ロジャー・コーマン製作のB級SF映画です。彼の映画は今まで追求したことがないのですが、膨大な作品群なので、見ているものもチラホラあるかもしれません。1982年の映画という製作年代からはちょっと考えられないようなテイストでした。一昔前といわれても頷ける感じです。監督は、アラン・ホルツマンという方でした。
原題 : Forbidden World

あらすじ
宇宙での戦闘から帰還したマイク(ジェシー・ヴィント)を待っていたのは、エクザビアに行って事故の後始末をするというものでした。休暇をキャンセルして向かったマイクは、所長のゴードン(リンデン・チャイルス)と助手のバーバラ(ジューン・チャドウィック)の出迎えを受け、現場を案内されます。研究室のカル・ティンバーゲン(フォックス・ハリス)たちによると、生物の突然変異体が逃げ出し、人を襲っているというものでした。研究室のメンバーと話しているうちに、実験の全貌が明らかになってきます。そもそも食糧を増産する目的で始めた実験で、事故の始まりはアニーの事件。彼女は変異体の遺伝子を体外受精して、体内で育成しているうちに死んだのです。

エクザビアの研究施設では、次々と隊員が変異体に襲われ死んでいきます。変異体は増殖力の速い細胞で出来ているため、物理的な攻撃は効かず、手の施しようがありません。マイクは、いつも咳きこんでいるカル・ティンバーゲンから、自分の肝臓はすでに癌に侵されて末期状態なので、肝臓を取り出して変異体に食わせろと言われます。マイクは、その指示に従い、変異体の口にカルの肝臓を押し込むと、変異体はマイクとトレーシー(ドーン・ダンラップ)の目の前で嘔吐を繰り返し死んでしまったのでした。



禁断の惑星エクザビア

いろいろと楽しいB級SF映画でした。メインのストーリーが進行していく中で、いろいろと派生するサービズ満点で、最終的には意表をついたオチが良く決まっていて、そのあたりも感心します。トレイシー役のドーン・ダンラップがいいですね。美しい肢体を目いっぱい見せてくれたうえに、薄着の衣装プラス最後は絶叫マシーンと化します。やはり最後まで残りましたか…。適役です。

ロジャー・コーマンのB級映画。雰囲気は60年代のSFみたいで、作られたのはSF映画華やかなりし80年代。昔のフィルムをあさらずとも、かつてのセンスを味わえるという雰囲気でしょうか。そして、登場人物がそれぞれ変な奴で、やることが緩いというのもB級らしくていいところかも。サブリミナルというほどではないですが、廊下を歩きながらSEXシーンがチラチラ点灯するのも面白かった。きっと彼の頭の中を表しているのでしょう。

ストーリーやクリーチャーの造形にエイリアンの影響が大きいように見えますが、製作も監督も認めないようです(笑)。そして、セットや映像の一部は他の映画の為の物の使いまわしもある様で、低予算の割にそこそこしっかりした絵になっております。ロジャー・コーマンの映画は、それほど積極的に見てこなかったのですが、膨大な作品の中には、かなり当たり外れがあるようですね。これは当たりではないでしょうか。

2019.9.22 HCMC自宅にてパソコン鑑賞
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テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

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Author:torrent13
映画は見たり見なかったりの時を過ごしてきましたが、現状ベトナム在住で、時間があるので、主にネットで見ています。昔はSF映画と、ミニシアターが好きでしたが、その後は西部劇、そして、最近では邦画や古いハリウッド映画などにも見る範囲を広げてきました。

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