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「セクシー地帯」 新東宝の地帯シリーズをとにかく楽しむ

新東宝の地帯(ライン)シリーズ。5作中4作を石井輝男が監督しています。売春のからむ組織犯罪を描き、エロとバイオレンスを併せたシリーズですが、今回初めて鑑賞しました。1961年の作品です。

あらすじ
滝川玲子(三条魔子)はタイピストの業務をこなしていましたが、その裏の顔は接待用の女性でした。彼女は、社員の吉岡(吉田輝雄)と婚約していましたが、吉岡は預かった書類を盗まれたのが原因で大阪転勤を命じられます。玲子は部長に肉体関係を公表すると脅し、吉岡の転勤を取消させ、派遣元のクロッキー・クラブのボスの瀬川(沖竜次)には半ば脅しながら脱会を申し出ますが、逆に殺されてしまいました。玲子の殺害を知り、自分が容疑者にされていることを知った吉岡は、書類をスった犯人・真弓(三原葉子)と出会うと、書類を取り返し、中を改めるとクロッキー・クラブの会員証でした。

真弓にはこの会員証に玲子殺害事件の謎があると感じ、しかもバー・バッカスで会員証を目にしたバーテンに、一人の女性を紹介されたことから、2人はこの女性をホテルに連れ込み、仕事の内容を聞き出します。真弓は、クロッキー・クラブの瀬川にスリが見破られると、そのままクロッキー・クラブのモデルになりますが、事務所に閉じ込められ、SOSの紙片をビルの窓から飛ばします。一方、吉岡はクラブの女・秋子(池内淳子)を誘い出し、玲子がクラブの一員だったことを知り、直接クロッキー・クラブに乗り込みますが、瀬川に見破られ、真弓と一緒に監禁されてしまいます。そして、二人は抹殺される寸前に、真弓が飛ばした紙片が功を奏し、クラブのビルはパトカーに包囲されたのでした…。



セクシー地帯

地帯シリーズは、初めて見ました。三条魔子や池内淳子など、美しい姿が見られて、その部分についてはなかなか良かったです。娯楽作品ということで、最後まで面白く見られました。三原葉子については、このブログでもよく登場しますが、実はそれほど好きなわけではありません。ただ、この時代から始まっていろんな映画で活躍されているので、とにかく露出度が高いおなじみの女優さんです。脱いでいるという意味では無くて…。やはり、 この映画だと、三条魔子や池内淳子の方がタイプなので。

最近も、石井輝男監督の新東宝の映画を見たのですが、やはり感想は同じで、サービス満点でいろんなエピソードを見せてくれますが、途中のいろいろな展開に対して、ラストがあっけないというか、ゴチャゴチャして終わる感じがして、何か消化不良な感じが残りました。この映画も、エロやバイオレンスを絡めた娯楽性は流石だと思いますが、最後ゴチャゴチャして尻すぼみ、みたいな感じがします。まぇ、楽しく見れればそれでいいと割り切れば別段問題は無いのですが…。

細川俊夫の刑事姿、なかなか人情味があって良かったです。三条魔子や池内淳子は、いかにも高級な接待役という感じでしびれますねぇ。と言っても、そういう格好をしているとかではなくて、そういう役柄を演じて、それがなかなか響いてくるので、おーっと思う訳です。語彙が乏しいですが…。最後に、地帯シリーズリストです。ほんの参考まで。

地帯(ライン)シリーズリスト
1.白線秘密地帯 (1958 石井輝男)
2.黒線地帯 (1960 石井輝男)
3.黄線地帯 (1960 石井輝男)
4.セクシー地帯 (1961 石井輝男)
5.火線地帯 (1961 武部弘道) 石井輝男は脚本を担当

2019.9.8 HCMC自宅にてパソコン鑑賞
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テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

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プロフィール

torrent13

Author:torrent13
映画は見たり見なかったりの時を過ごしてきましたが、現状ベトナム在住で、時間があるので、主にネットで見ています。昔はSF映画と、ミニシアターが好きでしたが、その後は西部劇、そして、最近では邦画や古いハリウッド映画などにも見る範囲を広げてきました。

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