FC2ブログ

「宇宙戦争(1953)」 当時の素晴らしいSFXを楽しむ

宇宙戦争と言えば、SFの父、H.G.ウェルズのSFの中でも、最も有名な作品と言えると思います。SFの父と言えばヴェルヌも挙げられるのですが、ちょっと冒険ファンタジー色がありますので、やはりSFといえばウェルズと思います。スピルバーグのリメイクもまだ記憶に新しいですが、こちらは1953年のジョージ・パル製作の元祖宇宙戦争です。

あらすじ
ある夜、流星のような宇宙船がロサンゼルス近郊に着陸しました。同じものが同時に、世界各地にも着陸し、その中から、高熱光線を持つ戦闘兵器が出現します。この調査にあたった、物理学者クレイトン・ウォレスター博士(ジーン・バリー)は、現場で知り合った科学者のシルヴィア(アン・ロビンスン)とともに確認した結果、この物体は火星から来た強力な侵略兵器と判明しました。近くの基地からヘフナー大佐率いる海兵隊が出動しましたがまったく歯が立たず、クレイトンとシルヴィアは、逃げ込んだ農家で火星生物と戦い、その一部を手に入れて帰還しました。

アメリカ軍は最新の原爆も用いましたが、効果は無く、クレイトンもシルヴィアも研究材料を持って防御線を敷いたロッキーに向かいますが、ロサンゼルスで、恐怖におそわれ暴徒化した市民に阻まれ、2人はお互い離れ離れになってしまいました。火星人の攻撃はついにロサンゼルスに及び、壊滅的な被害を与え始めます。そして、運命を神に託した人たちが祈りを捧げる街角の教会でついに彼がシルヴィアを発見したとき、怪光線が教会を破壊し始めます。しかし突然それは攻撃を停止し、動かなくなってしまい、同じ事が世界中で発生しました、火星人は地球上の生物が免疫になっているバクテリアによって全滅してしまったのでした。



宇宙戦争

素晴らしいSFXを見られる映画です。SFの偉大な古典の映画化は、最近?のトム・クルーズのものは劇場で見ました。小説も読んだハズです。やはり、この映画はSFXです。火星人や戦闘艇の造形やその破壊活動などなど、いろいろなところに工夫が凝らされています。この映画は、アカデミー特殊効果賞そして、ヒューゴー賞を受賞。素晴らしい出来栄えです。

原作の書かれた時代や、この映画の製作された時代から、突っ込みどころはいろいろありますが、当時としてはこれで良かったということでしょう。今となっては、そのような点を上手く減らして、ストーリーをスムーズにつなげて欲しいなという感じも無いではありません。 ともあれ、本来の小説のストーリーに乗りながら、特撮を思う存分楽しむことができれば、いい時間が過ごせる映画だと思いました。

俳優陣では、ジーン・バリーの出世作ということ以外は、それほどメジャー感がないようです。SF映画の認知度としては、現在のようにトム・クルーズが出るような環境とは違うので、やはり当時はまずSFXと奇抜なストーリーが売りだったということでしょうか。SF映画の歴史を語るうえでも、必ず押さえておきたい映画ですね。

2019.8.18 HCMC自宅にて Amazon Prime よりのパソコン鑑賞
スポンサーサイト



テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

torrent13

Author:torrent13
映画は見たり見なかったりの時を過ごしてきましたが、現状ベトナム在住で、時間があるので、主にネットで見ています。昔はSF映画と、ミニシアターが好きでしたが、その後は西部劇、そして、最近では邦画や古いハリウッド映画などにも見る範囲を広げてきました。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR