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「紳士は金髪がお好き(1953)」 ダイアモンドは女の親友

ジェーン・ラッセルマリリン・モンローのミュージカルコメディです。とにかく楽しみましょうという布陣であり、題名でありという映画です。原作は1925年の小説で、一度サイレントで映画化されていますが、こちらは小説を基にしたミュージカルを映画化したものです。1953年の映画で、ハワード・ホークス監督の作品です。

あらすじ
ローレライ(マリリン・モンロー)とドロシー(ジェーン・ラッセル)はニューヨークのナイトクラブで活躍する、仲の良い友達同士。ローレライはお金持ちに目が無い金髪美人で、金持ちの息子ガス(トミー・ヌーナン)とパリへ渡って結婚することになっていましたが、ガスの父の反対でとりやめになったことから、余った切符を使ってドロシーがローレライと一緒にパリへ行くことになります。ドロシーは言わばお目付け役、船にはローレライの素行を調べるため、ガスの父が雇った私立探偵のアーニー(エリオット・リード)も乗り込んでいました。

ローレライは早速乗船名簿から金持ちらしい名前を選び、ダイヤモンド鉱山主フランシス・ビークマン卿(チャールズ・コバーン)に目をつけます。夫人が持っているダイヤのティアラお目当てです。一方で、アーニーとドロシーは意気投合しますが、ガスの父に雇われた探偵であることは解りませんでした。ある日、ビークマン卿とローレライの密会をアーニーが撮影、それを見つけたドロシーは、ローレライと協力してフィルムを奪い焼き捨てると、喜んだ卿は、ローレライに夫人のティアラを秘かに贈りました。

パリに着いてティアラが無くなったことに気づいた夫人は、ローレライに嫌疑をかけ大騒ぎ。突然、ニューヨークからガスもやって来て、ティアラの件でローレライを責めるので返そうとしますが、紛失していることが判明。ドロシーは時間稼ぎに、ローレライになりすまして法廷に立ち、急場を切り抜けると、ビークマン卿がティアラを取り返していたことが分かり、ドロシーは無事釈放。ドロシーをローレライだと思い込んで、結婚を反対していたガスの父親は、本物のローレライを見てたちまち気に入ってしまい、ローレライとガス、ドロシーとアーニーの二組ともめでたく結ばれたのでした。



紳士は金髪がお好き

マリリン・モンロージェーン・ラッセルの楽しいコメディミュージカルです。マリリン・モンローらしい雰囲気で、魅力が満ち溢れております。そもそもこういった映画を観ていると、女性というものは、こういうものなのかと、妙に納得させられてしまいます。いや、もちろんある一面であるとは思いますが。そういった異なる類型の二人の対比が、なかなか面白いと思います。

出てくる楽曲も楽しいもので、「ダイアモンドは女の親友」は有名でとても面白いのですが、女性と付き合うにはお金がいくらあっても足りないことに思いあたります。そうであれば、ジェーン・ラッセルの方がいいと思っても、こちらは「いい男」であることが条件。男の生きる道は厳しいのです。やはり、金持ちではなく、いい男でも無ければ、エキストラ的にその他大勢に紛れて、片隅でこそこそ頑張り続けるのが、分相応であると思い当たるのでした。宝くじでも当たらない限りは…。

マリリン・モンローは、やはりハリウッド映画の中でも独特の存在だなと思います。ところが、この時代はまだまだギャラが安く、もともと主演に予定していたのはベティ・グレイブルで、ギャラの差が大きかったので、ナイアガラでちょうど成功していたマリリン・モンローが主演を務めることになったとの事。8倍以上の差があったようです。マリリン・モンローがトップスターになったのは、ちょうどこの映画あたりからだったようです。

2019.8.11 HCMC自宅にて Amazon Prime よりのパソコン鑑賞
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テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

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torrent13

Author:torrent13
映画は見たり見なかったりの時を過ごしてきましたが、現状ベトナム在住で、時間があるので、主にネットで見ています。昔はSF映画と、ミニシアターが好きでしたが、その後は西部劇、そして、最近では邦画や古いハリウッド映画などにも見る範囲を広げてきました。

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