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「クリスマス・キャロル(1938)」 アットホームなクリスマス

今日は、12月25日。クリスマスの日ですので、大変ポピュラーなクリスマス・キャロルのお話です。映画化されたことは何回あるのでしょうか。Wiki(英)のリストには20作ありますが、翻案なども含め実数はもっと多いのでは?と推測できます。この作品は、1938年のアメリカ(MGM)映画で、監督はエドウィン・L・マリン。スクルージは、レジナルド・オーウェンが演じています。

あらすじ
19世紀のロンドンのクリスマスイヴの日。フレッド(バリー・マッケイ)は凍てついた道を、伯父のエベネーザ・スクルージ(レジナルド・オーウェン)をクリスマスディナーに誘いに事務所を訪れましたが断られます。そして、スクルージは寄付を求めてきた慈善団体の紳士も追い返し、書記のボブ・クラチット(ジーン・ロックハート)のクリスマス休暇を渋々承諾しますが、翌日の早出を要求しました。その後ボブは誤ってスクルージの帽子を雪球で叩き落してしまい、スクルージはボブに首を宣告。家族のクリスマスのために有り金を使い果たしていたボブに、帽子代として給与も保留すると宣言しました。そして、その夜スクルージは家に戻ると、かつてのパートナーのジェイコブ・マーレイ(レオ・G・キャロル)の亡霊が現れ、考えを改めないと三人の亡霊に取りつかれると言われてしまいます。

夜中の1時になると、過去の精霊(アン・ラザフォード)が現れ、スクルージを幼いころに連れていきました。休暇中の学校に一人残された時の寂しさや、クリスマスに姉が彼を家に連れ帰ってくれた時の喜びを体験し、また精霊は貸金業者の従業員としてスタートした時のことを思い出させました。2時になると現在の精霊(ライオネル・ブラーム)が現れ、今の人々の様子を見せます。甥のフレッドと婚約者のベス(リン・カーヴァ)は愛し合っていますが、フレッドに結婚資金が無く結婚できずにいます。このままでは、二人の愛は実らないかもしれません。クラチット家では、家族の前で陽気にふるまうボブは、解雇されたことを言えずにいます。精霊は末の息子のティムは体が弱く、このままでは1年後には亡くなるかもしれないと知らせます。

3時になると、未来の精霊(ダルシー・コリガン)が静かにマントを纏う姿で現れ、このまま過ごした時の、スクルージの未来を見せ始めます。ティムが死んでしまい嘆き悲しむクラチットの家族や、自身の死にあたって誰も追悼しない様子を見せ、彼は悔い改めることを約束します。そして、次の日の朝目覚めると、スクルージはすっかり変わっていました。彼は少年にクラチット家の為の七面鳥を買いに行かせると、慈善団体に多額の寄付を行い、フレッドの家を訪れ、彼を新しいビジネスパートナーとし、クラチット家でボブの解雇を取り消し、賃金も引き上げるのでした。



クリスマス・キャロル(1938)

よく知られた、クリスマス・キャロルの物語。何度も映画されていると思いますが、これはその初期の部類に入るのではないでしょうか。ストーリーは、守銭奴で人間との付き合いに意味を見出せないスクルージに、過去・現在・未来の精霊が現れて解らせるという、旧知の物ですが、やはり最後に改心し和解する場面は感動的でした。クリスマスの夜に、再び家族や仲間との信頼を取り戻し、温かく迎えられ、人の優しさに気づくというストーリーは感動的にならないはずがないというものです。

今回のスクルージはレジナルド・オーウェン氏。今まであまり注目したことがありませんでしたが、主役はあまりありませんが、相当たくさんの映画に出ていらっしゃるようです。共演した有名女優も数知れずということで、名脇役という感じでしょうか。代表作は何なのでしょうか?メリー・ポピンズの大砲を毎日ぶっ放す、ブーム提督??そして、この映画の主役も、ライオネル・バリモアの代役として土壇場で決定したようです。見事にスクルージを演じていますが、最初の頃は背中が曲がった嫌なお爺さんを演じていましたが、後半になると、背筋が伸びているような気がしましたが気のせい?

そして、ジーン・ロックハートと妻のキャスリーン・ロックハートが共演、そして娘のジューン・ロックハートの映画デビューという家族で出演の映画でもあります。アットホームなクリスマスらしいキャスティングです。ただし、ジューンはノンクレジットのようです。感動的なクリスマスファンタジーで、たくさん映画化されていますから、いろいろと見てみたいと思いました。それも毎年クリスマスの日に…。とか、いいですね。それでは、Merry Christmas!

2019.6.30 HCMC自宅にてAmazon Primeよりのパソコン鑑賞
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テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

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Author:torrent13
映画は見たり見なかったりの時を過ごしてきましたが、現状ベトナム在住で、時間があるので、主にネットで見ています。昔はSF映画と、ミニシアターが好きでしたが、その後は西部劇、そして、最近では邦画や古いハリウッド映画などにも見る範囲を広げてきました。

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