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「泥棒を捕まえる人」 チャップリンは端役で登場するドタバタ喜劇

チャールズ・チャップリンの古い映画を見たくなって、探し出してきました。この「泥棒を捕まえる人(A Thief Catcher)」は、チャップリン出演の映画としては、本人含め、誰からも速攻で忘れられていた映画で、2010年、骨董品店から購入した古いフィルム缶の中から発見されたというものです。1914年の映画です。上映時間は約9分です。

あらすじ
三人の悪人が、そのうち一人を崖から突き落とす現場を目撃した男が、悪人に追われ警察を交えたドタバタ劇が始まる…。



3人の悪党が崖の上でもみ合っていて、そのうち一人を崖の上から突き落としてしまいます。それを目撃していた男(フォード・スターリング)は、その様子をカメラに収めますが、悪党に気づかれ追われ始めました。街中の追跡劇は、街の人も巻き込み続きますが、やがて小さな小屋に追い詰められます。そこに警官隊(キーストン・コップスで、その中にチャールズ・チャップリン)が登場しますが、悪人は警官隊をうまく言いくるめ、警官隊は退出しました。

男の小屋に空いた穴から、小さな犬が入ってきます。男は犬を言いくるめ、手紙を犬に着けて放つと、犬はキーストン・コップスの元へ。警官隊は再出動し、小さな小屋の中でドタバタの捕物が再開されました。

泥棒を捕まえる人

チャップリンの登場は、僅かに3分ほど。キーストン・コップスの一員としてのちょび髭スタイルのチャップリンで、芸風もその端々に片鱗が感じられました。それを見ると、概ね目的は達せられる訳ですが、この映画はやはり、監督であり主役であるフォード・スターリングのもの。彼のキーストン・コップスものとして見ることになります。大柄であり、かつコミカルなフォード・スターリングを見て、当時のスラップスティックコメディを楽しみましょう。

ここでは、大柄でガサツな男というイメージですが、所作は結構気に入りました。シーンを張り付けてありますが、ドアから出てくるチャップリン警官に箒で一発お見舞いするあたりは、そのまま野球のスイング。明治の大砲といった感じで、いかにもすくい打ちの大振りの構えが笑えました。そういった一つ一つの所作がツボにはまれば結構面白く感じました。フォード・スターリングの他の映像もちょっと興味が出てきた次第です。

残念なのは、ラストがちょっと締まらないというか、あれ?という感じで終わってしまった事。しかし、この時代の映画は、ほとんど見ていないと言っていいのですので、新たな発見もあって楽しいと思いました。気軽にみられるので、折に触れてみていきましょう。

2019.3.25 HCMC自宅にてパソコン鑑賞
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テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

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torrent13

Author:torrent13
映画は見たり見なかったりの時を過ごしてきましたが、現状ベトナム在住で、時間があるので、主にネットで見ています。昔はSF映画と、ミニシアターが好きでしたが、その後は西部劇、そして、最近では邦画や古いハリウッド映画などにも見る範囲を広げてきました。

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