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私の好きな100本の映画⑲ 最近見た洋画が中心の5本

私の好きな100本の映画第19回

一通りの完成まであと一息。ラストスパートです。あと10本。今回も比較的最近見た映画で、いいと思った映画を5本並べました。今回はすべて外国映画で、そのうちウディ・アレンが2本。アレンの明るい映画と暗い映画各1本です。そして、映画見ることは素晴らしいと感じた残像、一流のB級映画、ホスティル、最後にこだわりの1本と、様々な映画が入っています。



91.女と男の観覧車 (Wonder Wheel)
  2017年 アメリカ 監督:ウディ・アレン 出演:ケイト・ウィンスレット ジム・ベルーシ

見た時は、それほどでもと思っていたのですが、思い返すにつけ、ケイト・ウィンスレットの演じる妻の諦観が重く心に残っており、それだけでも、素晴らしい演技だと思うようになりました。ウディ・アレンの映画は、ほぼコメディ的な映画が多いのですが、中にはこういった救いようのない映画があります。これもその一つ。コメディタッチを装いながら、内容はとても辛辣で、救いがありません。このあと、この夫婦はどういう生活をするのだろうと思ってしまうのですが、どこにも解決の糸口も出口も見当たらないという感じです。

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「女と男の観覧車」 美しい映像と、出口のない諦観を



92.ミッドナイト・イン・パリ (Midnight in Paris)
  2011年 アメリカ 監督:ウディ・アレン 出演:オーウェン・ウィルソン マリオン・コティヤール

こちらは、同じウディ・アレンでも、明るいコメディになっています。20年代のパリへのタイムスリップがテーマで、そこで出会ういろいろな人々の様子が、ノスタルジーたっぷりに描かれています。20年代のパリと言えば、私も一時期、フィッツジェラルドの本を集中して読んでいた口なので、懐かしい気分でいっぱい。そして、サロンを開いていたガートルード・スタイン役のキャシー・ベイツがなかなか良かったです。ミザリーのイメージがいつまでも強い彼女ですが、こういう役もいいんですねと思った次第。

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「ミッドナイト・イン・パリ」 ウディ・アレンの作り出す魅力に身を委ね



93.残像 (POWIDOKI)
  2016年 ポーランド 監督:アンジェイ・ワイダ 出演:ボグスワフ・リンダ ゾフィア・ヴィフラチュ

確かにアンジェイ・ワイダの最後の映画という色眼鏡もあったかもしれません。しかし、この映画は構図も色彩も素晴らしく、いちいち感心していました。なるほど、映画とはこういうものかという感じで。時代に翻弄される芸術家の生きざまを描くこの映画は、ソ連の間接支配が進むポーランドでの、弾圧や迫害を、あくまでも物静かに描いていきます。それは、徹底したやり方で、反対者を追い詰めていきます。それに対して主義を曲げない芸術家と、サポートする周囲の人々。しかし、守り切れず、時代は流れていく。じっくりと映画の素晴らしさや、雄弁さを堪能できました。

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「残像」 いい映画はいい!と、断言したくなるような映画

残像a




94.HOSTILE ホスティル (Hostile)
  2018年 フランス 監督:マチュー・テュリ 出演:ブリタニー・アッシュワース グレゴリー・フィトゥーシ

なかなか、ヒロインのジュリエットの活躍ぶりもいいし、夜の恐怖感もひしひしと伝わってきます。そして、両者消耗戦の中で、明け方の思い切った行動によって明かされた事実とは…。最後のオチが決まっていました。そういう結末もありかな?と思いつつ見ていたのですが、まさか本当にそう来るとはという感じで、全く心が無防備な状態に。こういう映画に出会うと、楽しい気分になります。それまでの昼間の砂漠のシーンもよくできていて、至高のB級映画でした。

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「HOSTILE ホスティル」 至高のB級映画だと私は思いました



95.快楽の漸進的横滑り (Glissements Progressifs Du Plaisir)
  1974年 フランス 監督:アラン・ロブ=グリエ 出演:アニセ―・アルヴィナ ジャン=ルイ・トランティニヤン

この映画は、いろいろとヨーロッパの映画を見始めたころ、映画史の本に紹介されていました。なかなか衝撃的な映像だったので、気になっていて、一度見られないものかと思っていたところ、数年前海外版BDを発見し、英語字幕で初見。なかなかわかりにくい映画ですが、雰囲気は楽しみました。最近、アラン・ロブ=グリエ特集があって、日本でいくつかの未公開映画が一挙公開され、本邦初公開となっています。いずれ、日本版DVDなんかも発売されるでしょう。それまでの思い入れもあって、この中に入れてしまいました。出演者は一流です。アニセ―・アルヴィナが美しいです。



さて、私の好きな100本の映画。95作品まできたので、あと5本。つまり1回分です。でも、これは通過点と思いますので、とりあえず、ひとまず完結させようと思います。今回は、比較的最近見た洋画を中心の紹介でした。さて、残った5本。特に企画はないのですが、最後を締めていきたいと思います。
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テーマ : お気に入り映画
ジャンル : 映画

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torrent13

Author:torrent13
映画は見たり見なかったりの時を過ごしてきましたが、現状ベトナム在住で、時間があるので、主にネットで見ています。昔はSF映画と、ミニシアターが好きでしたが、その後は西部劇、そして、最近では邦画や古いハリウッド映画などにも見る範囲を広げてきました。

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