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「カメラを止めるな!」 今年の話題作。大変楽しめたひと時でした。

今年の最大の話題作ではないでしょうか。もちろんカンヌを勝ち得た「万引き家族」もありましたが、全く商業的な製作とはかけ離れたところからスタートした映画が、あれよあれよと広まって爆発的ヒット。世界各国のいろいろ映画祭での受賞。社会現象とまでなってしまいました。そんな映画ですから、機会あれば必見という感じで、機内鑑賞です。2017年製作です。

あらすじ
山奥の廃墟に、ゾンビ映画撮影のため集まったクルー。監督は本物の恐怖を求めてなかなかOKを出さないうちに、ついに、本物のゾンビが現れ撮影隊に襲いかかる。そして映画はエンディングを迎えるが、実はこの映画は、ワンシーン・ワンカットでゾンビ映画を撮るという企画のもとに製作されたものだった…。



山奥の廃墟の施設で、自主映画クルーがゾンビ映画を撮影していました。監督は中々OKを出さず、俳優をダメ出し切れる始末。ところが休憩中に突如クルーがゾンビ化してしまい、残った主役の男優と女優たちは逃げ惑いますが、監督は意に介せず撮影を続行。最後はゾンビともみあいになり、女優はすべてのクルーを斃し、血糊で描かれた五芒星の真ん中に立ち尽くします。そして、カメラが上空から女優を映し出すところで、この映画「ONE CUT OF THE DEAD」は幕を閉じました。

さて、撮影の1ヶ月前に遡ります。「速い・安い・質はそこそこ」をモットーに再現ドラマなどの監督をしている日暮(濱津隆之)はプロデューサーの古沢(大沢真一郎)に、ワンカットのゾンビ映画を30分間生放送という企画を持ち込まれました。無謀だと断った日暮ですが、娘の真央(真魚)が若手俳優の神谷(長屋和彰)のファンで、この企画の主演男優に決まっていたこともあり、引き受けてしまいます。数日後、台本読み合わせを開始しましたが、癖のあるメンバーとハプニング続出で、喧騒の中スムーズにいかない始末。不安を抱えたままのスタートとなりました。

さて、生本番当日、もともと主演男優と女優の我儘などで、頭を悩ませていた日暮ですが、当日交通事故で一部の俳優が到着せず、自分と、元女優で家で台本を読んでいた妻の晴美(しゅはまはるみ)が急遽出演。しかし、俳優の腹痛や泥酔とトラブル続出、日暮やスタッフは、なんとかアドリブで繋ぎながら撮影を続けていきます。さすがの古沢たちも撮影の中断を考えましたが、元々映画監督を志望していた真央がまとめ上げ、なんとか続行。ところがついに、役に入り込みすぎた晴美がカメラクレーンを壊してしまい…。

カメラを止めるな!

確かに、面白かったです。前半がお題で、後半が謎解きのような構造です。あの場面はどうなっているんだろうという興味より、場面場面でどんな面白いオチを見せてくれるかというところがポイントでした。ゲロは事務所がちょっと…と断っていた女優に対して見事にヒットするところは、正直笑えました。実際の映画の為のカットと、後半の謎解きのカットは、同じ演技を異なる方向から撮っているというのもあるのかな?あるいはすべて別々?ちょっと興味が湧いてきます。

後半には、監督の家族が登場して大活躍しています。母親も娘も相当のめりこむタイプのようですね。まぁ、監督自身もかなり、入れ込んでいますが…。監督も俳優もよく知りません。初めて見る人ばかりと思います。そして、この映画未だに各国の映画祭を転戦しているようです。もちろんコンペティションだけではないと思います…。今月も、私が住んでいるHo Chi Minh Cityで、Japanese Film Festivalというのがあって上映されていたようです。(そういう映画祭があることを知らなかったのですが)。

というわけで最後まで楽しめました。そういう映画なので、伏線もきっちり回収していくのも見事。最後の人間ピラミッドは、まさにクライマックスで、チームプレイの達成感を最高潮に持ってくる技ですね。いろんな意味でよくできています。しかし、このプロデューサーですが、ちょっといい加減ですかね。生放送を途中で辞める決断をして、どうやって穴埋めしようとしたのでしょうか。とかいいつつ、面白い映画を見させていただきました。

2018.11.25 JL759 機内にて鑑賞
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テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

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torrent13

Author:torrent13
映画は見たり見なかったりの時を過ごしてきましたが、現状ベトナム在住で、時間があるので、主にネットで見ています。昔はSF映画と、ミニシアターが好きでしたが、その後は西部劇、そして、最近では邦画や古いハリウッド映画などにも見る範囲を広げてきました。

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