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「アタメ」 一応ラブストーリーと思うが、ビクトリア・アブリルが良かった

買い置きDVDの鑑賞です。スペイン映画の「アタメ」DVDには、「アタメ/私をしばって!」という副題付きです。アタメは、私を縛ってという意味だそうです。なにやらSM的な題名なので、興味を引くわけですが、どんな映画なのか期待して見ました。1989年スペイン制作。アントニオ・バンデラスが若いです。

あらすじ
リッキー(アントニオ・バンデラス)は、暴力的なことから精神病院で青春時代を送って来たが、ある日退院することとなる。そして、退院後の最初の行動は、かつて娼婦として一夜を過ごし、今やB級ポルノ女優となったマリーナ(ビクトリア・アブリル)にアタックすることだった。強引に押しかけて求愛するが受け入れられず、彼女のアパートに押し入り、ベッドに縛りつけてしまう。そして、その後もリッキーは、外出する度に彼女を縛るという監禁の日々が続いていくが…。



精神病院の中でリッキーは、ここで働く女性たちと深い関係を持っているようでした。そしてある日、退院の指示が下ります。リッキーは、かつて一夜を共にした娼婦で、今はポルノ女優のマリーナを射止めて結婚しようとさっそく行動にでました。まずはマリーナの撮影現場に侵入、ストレートに交際を申し込みますがもちろん一蹴されます。リッキーはマリーナが撮影終了のパーティー前に一時帰宅時、部屋を急襲しそのまま監禁してしまいました。

彼女を脅迫しながら、ベッドに縛り付けたリッキーですが、歯痛に苦しむ彼女の薬(といってもモルヒネ)をもらいに、彼女の友人の医師をを訪ねたり、ドラッグを買いに夜の公園に出かけたりします。彼女は薬物中毒で、普通の痛み止めは効かない体になっているのでした。一緒に出掛ける時は手と手を縛り、一人で出かけるときはベッドに彼女を縛りつけるという格好です。彼女は脱走も試みますが叶わず、監禁は続きます。

ある日、夜の公園に薬を買いに行ったリッキーは売人とトラブルになり、ボコボコにされて帰ってきます。いつしかリッキーに心を許し始めたマリーナは彼を介抱し、ついに彼の愛を受け入れました。しかしそれもつかの間、行方不明のマリーナを探していた姉(ロレス・レオン)が彼女を見つけて連れ出してしまい、マリーナを失なったリッキーは故郷の村へ戻り、茫然と佇んでいました。しかしそこへ自らの愛を確信したマリーナが姉と共に迎えに来ます。そして、3人を乗せた車は新天地へと旅立つのでした。

アタメ

ということでした。リッキーの求愛行動もかなり強引なもので、監禁されていつしか愛が芽生えるというのも、強引なストーリーです。ストックホルム症候群の映画かなとも思いましたが、どうもラストまで見ても、単純に愛するようになっただけのようですし、愛が芽生える瞬間も、心の移り変わりがうまく捉えられず、意味不明という感じが残りました。という訳で、どう見ても無理矢理作ったラブストーリーという感じを拭えませんでした。ラストシーンは良かったですが…。

ただし、ヒロインのビクトリア・アブリルはなかなかいいですね。彼女を見るのは初めてですが、1991年に「アマンテス 愛人」で、ベルリン国際映画祭主演女優賞を受賞しています。いろいろと面白そうな映画に出ているようで、他の映画も見てみたくなりました。お風呂の中にいるビクトリア・アブリルのシーン。潜水夫のおもちゃの映像はなかなか笑わせるというか、ちょっとエロチックというか。素晴らしいサービス映像です。

ということで、もっと変態的なのもかすかに期待していましたが、そういうところはあまりなくて、なんとなく終わってしまいました。ストーリー的には、私的には今一つでしたが、ビクトリア・アブリルを見ることができましたので、良しとします。ただまぁこの映画は意外と賞にノミネートされたり、また受賞したりもしているんですよね。きっと、私にはわからなかった何かがあるのでしょう。めげずにいろんな映画を見ていきましょう。

2018.7.29 自宅にてDVDをテレビで鑑賞
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テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

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Author:torrent13
映画は見たり見なかったりの時を過ごしてきましたが、現状ベトナム在住で、時間があるので、主にネットで見ています。昔はSF映画と、ミニシアターが好きでしたが、その後は西部劇、そして、最近では邦画や古いハリウッド映画などにも見る範囲を広げてきました。

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