
私の好きな100本の映画⑰ アクション・サスペンスからの4選+1

私の好きな100本の映画第17回
今回は、アクション・サスペンスからの5選です。捜査ものが2つ、スパイものが2つ、なぜかSFが1つ。見た時に強い印象を持ったものをあげてみました。ただし、このジャンルの映画は見た時のインパクトは強いのですが、それが長い間保てるかというと、ちょっと忘れ去ってしまうことが多いような気がします。やはり普通のアクション以外に何か特徴のある映画が心に残ります。
81.ボーダーライン (Sicario)
2015年 アメリカ 監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ 出演:エミリー・ブラント ベニチオ・デル・トロ
比較的最近ですが、公開当時映画館で見ました。やはりデル・トロの印象が強烈ですが、それにも増して、麻薬関係者とその見せしめの死体の多さなどが強烈な印象を残します。壁に塗りこめられた多くの死体など、けっこう凄い場面では無いでしょうか。我々はこういったことを身近に感じることが無いので、どの程度事実として起こっているのか半信半疑なんですが、ある程度は事実なんでしょうね。きっと。麻薬関係の捜査の大変さがよく解る映画でした。
82.潜入者 (The Infiltrator)
2015年 イギリス 監督:ブラッド・ファーマン 出演:ブライアン・クランストン ダイアン・クルーガー
これはさらに、捜査という意味での大変さが現れた映画です。大きな不正を暴く捜査官が、死と隣り合わせの潜入捜査を行うというもの。家族の犠牲と苦悩の上に成り立つ仕事で、当たり前の公務員の報酬しかもらえないというわびしさ。すぐそこに給料の何倍もの金品がごろごろ転がっていて、実際潜入して手にしているという状況で…。いや、この状況で正気を保って操作を行うというのがいかに大変かという事がよく解ります。こういった捜査は、本当に選ばれた人にしかできないものだと思いました。
このブログ内に記事があります。
「潜入者」 厳しい潜入捜査の実態を描く
83.寒い国から帰ったスパイ (The Spy Who Came in from the Cold)
1965年 アメリカ 監督:マーティン・リット 出演:リチャード・バートン クレア・ブルーム
この映画の雰囲気はとても好きです。ベルリンの壁の東と西を行ったり来たりするスパイのお話。それに巻き込まれる女性と、そこに芽生える愛情。大変哀愁漂うスパイサスペンスでした。この映画のラストシーンは、スパイものの映画の中でもトップを争うような名シーンではないでしょうか。そして、中盤から一気に二転三転していくストーリーで、前半のフラグをいかに丁寧に拾っていくか、画面から目が離せません。後半になってみれば緊迫感に釘付けになります。

84.アトミック・ブロンド (Atomic Blonde)
2017年 アメリカ 監督:デヴィッド・リーチ 出演:シャーリーズ・セロン ジェームズ・マカヴォイ
これは、とにかくシャーリーズ・セロンがひたすらカッコいい映画でした。それに大変スタイリッシュです。背景は「寒い国から帰ったスパイ」と同じベルリンですが、それはベルリンの壁崩壊のタイミングを扱ったスパイものになります。人間関係やストーリ-も複雑でスパイ映画要素は盛りだくさん。それに、やはりいろいろあって面白い。タルコフスキーのストーカーはやっているし、クラッシュのロンドンコーリングが流れるし…でもやっぱりシャーリーズ・セロンにつきます。
このブログ内に記事があります。
「アトミック・ブロンド」 久々に繰り返しじっくり見たくなる映画に遭遇
85.ボディ・スナッチャー 恐怖の街 (Invasion Of The Body Snatchers)
1956年 アメリカ 監督:ドン・シーゲル 出演:ケビン・マッカーシー ダナ・ウィンター
これはスミマセン。アクション・サスペンス映画ではありませんが、埋め草に入れてしまいました。SFの傑作、ジャック・フィニィの「盗まれた街」です。ハヤカワSFシリーズの第1冊目、3001番。それだけでも記憶に残っている小説です。周囲が誰が敵かわからないという心理的な追い込み方が効いていて、映画の筋以上に、見ている方が勝手にあれこれ想像してしまい、怖さが増してきます。今や純粋なSF物は少なく、冒険やファンタジーにとって代わられている感がありますが、トワイライトゾーンなどを含め、この時期のSF映画黎明期の古典は今見ても素晴らしいものが多いと思います。
さて、私の好きな100本の映画。アクション・サスペンスもの4選+1となってしまいました。これで85本。あと15本です。これからは特定のテーマ無し、順不同で行きます。とりあえず行けるところまで行って、あとは100たまるのを待ちたいと思います。いつになったら完成するんですかね。(笑)
今回は、アクション・サスペンスからの5選です。捜査ものが2つ、スパイものが2つ、なぜかSFが1つ。見た時に強い印象を持ったものをあげてみました。ただし、このジャンルの映画は見た時のインパクトは強いのですが、それが長い間保てるかというと、ちょっと忘れ去ってしまうことが多いような気がします。やはり普通のアクション以外に何か特徴のある映画が心に残ります。
81.ボーダーライン (Sicario)
2015年 アメリカ 監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ 出演:エミリー・ブラント ベニチオ・デル・トロ
比較的最近ですが、公開当時映画館で見ました。やはりデル・トロの印象が強烈ですが、それにも増して、麻薬関係者とその見せしめの死体の多さなどが強烈な印象を残します。壁に塗りこめられた多くの死体など、けっこう凄い場面では無いでしょうか。我々はこういったことを身近に感じることが無いので、どの程度事実として起こっているのか半信半疑なんですが、ある程度は事実なんでしょうね。きっと。麻薬関係の捜査の大変さがよく解る映画でした。
82.潜入者 (The Infiltrator)
2015年 イギリス 監督:ブラッド・ファーマン 出演:ブライアン・クランストン ダイアン・クルーガー
これはさらに、捜査という意味での大変さが現れた映画です。大きな不正を暴く捜査官が、死と隣り合わせの潜入捜査を行うというもの。家族の犠牲と苦悩の上に成り立つ仕事で、当たり前の公務員の報酬しかもらえないというわびしさ。すぐそこに給料の何倍もの金品がごろごろ転がっていて、実際潜入して手にしているという状況で…。いや、この状況で正気を保って操作を行うというのがいかに大変かという事がよく解ります。こういった捜査は、本当に選ばれた人にしかできないものだと思いました。
このブログ内に記事があります。
「潜入者」 厳しい潜入捜査の実態を描く
83.寒い国から帰ったスパイ (The Spy Who Came in from the Cold)
1965年 アメリカ 監督:マーティン・リット 出演:リチャード・バートン クレア・ブルーム
この映画の雰囲気はとても好きです。ベルリンの壁の東と西を行ったり来たりするスパイのお話。それに巻き込まれる女性と、そこに芽生える愛情。大変哀愁漂うスパイサスペンスでした。この映画のラストシーンは、スパイものの映画の中でもトップを争うような名シーンではないでしょうか。そして、中盤から一気に二転三転していくストーリーで、前半のフラグをいかに丁寧に拾っていくか、画面から目が離せません。後半になってみれば緊迫感に釘付けになります。

84.アトミック・ブロンド (Atomic Blonde)
2017年 アメリカ 監督:デヴィッド・リーチ 出演:シャーリーズ・セロン ジェームズ・マカヴォイ
これは、とにかくシャーリーズ・セロンがひたすらカッコいい映画でした。それに大変スタイリッシュです。背景は「寒い国から帰ったスパイ」と同じベルリンですが、それはベルリンの壁崩壊のタイミングを扱ったスパイものになります。人間関係やストーリ-も複雑でスパイ映画要素は盛りだくさん。それに、やはりいろいろあって面白い。タルコフスキーのストーカーはやっているし、クラッシュのロンドンコーリングが流れるし…でもやっぱりシャーリーズ・セロンにつきます。
このブログ内に記事があります。
「アトミック・ブロンド」 久々に繰り返しじっくり見たくなる映画に遭遇
85.ボディ・スナッチャー 恐怖の街 (Invasion Of The Body Snatchers)
1956年 アメリカ 監督:ドン・シーゲル 出演:ケビン・マッカーシー ダナ・ウィンター
これはスミマセン。アクション・サスペンス映画ではありませんが、埋め草に入れてしまいました。SFの傑作、ジャック・フィニィの「盗まれた街」です。ハヤカワSFシリーズの第1冊目、3001番。それだけでも記憶に残っている小説です。周囲が誰が敵かわからないという心理的な追い込み方が効いていて、映画の筋以上に、見ている方が勝手にあれこれ想像してしまい、怖さが増してきます。今や純粋なSF物は少なく、冒険やファンタジーにとって代わられている感がありますが、トワイライトゾーンなどを含め、この時期のSF映画黎明期の古典は今見ても素晴らしいものが多いと思います。
さて、私の好きな100本の映画。アクション・サスペンスもの4選+1となってしまいました。これで85本。あと15本です。これからは特定のテーマ無し、順不同で行きます。とりあえず行けるところまで行って、あとは100たまるのを待ちたいと思います。いつになったら完成するんですかね。(笑)
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