FC2ブログ

「エターナル・キス」 なぜかいろいろな映画を思い出す

GAYO!の中を探っていたら、気になっていた「エターナル・キス」が1/3で終了ということで、慌てて鑑賞です。雰囲気、まともな?ラブコメのようですし、ブレイク・ライブリー さん、昨年「ロスト・バケーション」もなかなか良かったし、せっかくですから、ちょっと見逃すのはもったいないと思いまして。
原題は、「Elvis and Anabelle」登場人物そのものです。2007年ですから10年前。つまり、ブレイク・ライブリーが今より10歳若かった頃の作品です。

あらすじ
ミス・テキサスのコンテストで優勝したアナベルは、表彰式の最中急死してしまう。彼女の遺体は若き納棺士エルヴィスの元に送られるが、彼女の美しさにエルヴィスは思わずキスをする。そして、その時奇跡が起こり、彼女は息を吹き返す。実家に戻ったアナベルを待っていたのはカメラの砲列と人々の好奇の目。ミス・テキサスの仕事に疲れた彼女は、かくまってもらうために再びエルヴィスの元を訪れる。人目を避けて逃避行に出た二人は互いの不思議な絆を深めてゆく―。


まずは、アナベルがミス・テキサスになるところ。体調悪そうな中で勝ち抜きますが、一番喜んでいるのは母?つまり、母が子供の頃から彼女を指導して、いろんなコンテストに出場させているのですね。アナベルの方はそれに疑問を感じているようですし、父とはあまり合わないようです。義父ですが。

この母役の女優さんは、明るく喜びながら、いやな性格がにじみ出るような演技をしてくれますが、どこかで見たことあるが思い出せない。調べてみると、「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3」ほか、いろいろな映画で見てました。メアリー・スティーンバージェンさんでした。顔を見ながら、小林千登勢を思い出していましたが、だいぶ違いますかね??

一方、エルヴィスの方は、引退した父に代わって、葬儀のための死化粧の職人として地道に仕事をし、腕は確かですが、免許の関係で表向きは父しか仕事ができず、すべての仕事は父がやったことにしているようです。

以上が、前振りで、アナベルが倒れるところから本題に入っていきます。

アナベルの父母が評判を聞いて、エルヴィスのところに依頼に来るわけですが、「そうよね、生きる世界が違いそうだものね」の一言。エルヴィスたちが職業柄どう見られているかがわかるひとコマです。そして、エルヴィスはアナベルの死化粧を請け負い、作業に取り掛かろうとしますが、あまりの美しさにキスをしてしまうと、アナベルが生き返ると同時にカメラのシャッターがおり、部屋の窓が開きます。アナベルが生き返るのは、こういったことは前例があると後に報道されますが、カメラのシャッターは超常現象??ですよね。

おかげで、アナベルは復帰、ミステキサスの活動に戻ります。精力的に活動のアレンジをする母に、アナベルはすっかり参ってしまい、また生き返った時のことを知りたかったこともあってエルヴィスのもとを訪れますが、エルヴィスは無免許営業であり、接触を断ります。しかし、多忙さにすっかり神経をすり減らしてしまったアナベルは、エルヴィスの元に逃避し、かくまってもらうよう頼みます。最初は断っていましたが、他に行くところもないアナベルに断り切れず受け入れることになりました。アナベルは父母の監視のもと英才教育を受けてきたので、こういう時に頼れる友達もいないようでした。

エターナル・キス

アナベルとエルヴィスは、エルヴィスの家で生活を始め、家にペンキを塗ったり、畑を耕したりしていくうちに、街に買い物にでますが、そこから足がついたのでしょう。警察が訪ねてきたりするようになり、2人は家を離れ、車で寝泊まりしながら暮らすようになります。このあたりの描写、幸せそうでありながら、追っ手から逃れる逃避行の要素もあり、その危うさから「明日に向って撃て」とか、「俺たちに明日はない」なんかの雰囲気を思い出してしまいました。大きな犯罪を犯したという訳ではもちろんないのですが…

ところが、アナベル母が、エルヴィスの家に侵入し、死体として横たわるアナベルにエルヴィスがキスをした時の写真を見てしまいます。これがマスコミに流れたことから、エルヴィスは屍姦趣味があると新聞に事件として書き立てられ、アナベルからも問い詰められることに。すぐに2人は通報によって警察に拘留されてしまい、その後、不起訴ということで解放されますが、お互い引き裂かれた状況になり、それぞれ死を選ぼうとします。そして、ラストはあたかもロミオとジュリエットの物語がハッピーエンドに転がったような感じでした。お見事だと思います。

この物語、つくりとしては見事で破綻のないものでした。一つ注文があるとすれば、エルヴィスが日々書き連ねて父に読ませている小説のエピソード。これの発展があっても良かったような気がします。

主題は、実は重くて、セレブの彼女と、村はずれの死化粧を営む彼の組み合わせ。映画の中でも、エルヴィスは今まで周りから差別され、揶揄されて、父も物を投げられ、母も心労に耐えられず自殺したということです。おかげで、エルヴィスは何をするにも疑心暗鬼です。映画の性格上、あまり重々しくは語られないですが、かなり重い話です。いくらでも重くできる話をサラリと流してまとめていると思います。この後は、あの母ならば許しそうにないので、あとは若い2人の戦いが始まるということでしょう。

それと、もう一つ。エルヴィスのお父さんを見ていると、ウォルター・マッソーが思い出されて仕方がなかったです。
スポンサーサイト



テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

torrent13

Author:torrent13
映画は見たり見なかったりの時を過ごしてきましたが、現状ベトナム在住で、時間があるので、主にネットで見ています。昔はSF映画と、ミニシアターが好きでしたが、その後は西部劇、そして、最近では邦画や古いハリウッド映画などにも見る範囲を広げてきました。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR