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「レインマン」 トム・クルーズとダスティン・ホフマンに尽きる

買い置きDVDを見る。しかし、このDVDは相当古いはず。前の前の赴任地にも持っていっていたぞ…。ということで、10年以上前に買ったものと思われます。この映画は、アカデミー賞・ゴールデングローブ賞・ベルリン国際映画祭と、なんと三つも大きな賞を取っている訳ですね。ただ、それだから構えてしまって、今まで見ずに残っているのではなく、単にあまり興味がわかなかったということです。じゃぁなんで買ったのということですが、まぁ、良くあることで。

あらすじ
チャーリー(トム・クルーズ)は高級車の輸入ディーラーをしているが自転車操業。そんな彼のもとに突然長い間連絡が途絶えていた父の訃報が届く。遺産目当てに故郷にかえったチャーリーだが、クラシックカーとバラの木以外は、信託財産として運用されることとなっており、管財人を訪ねると、自閉症の兄レイモンド(ダスティン・ホフマン)がいたことが判明。管財人は彼の主治医だったのだ。遺産を手に入れようと、チャーリーはレイモンドを強引に連れ出し、引き換えに財産の半分を要求、レイモンドをロサンゼルスに連れ帰ろうとするが…。



小さな事務所でカーディーラーを営むチャーリーは、借金してランボルギーニを輸入したものの、輸入検査の遅れて入金が叶わず、借金の返済の催促の板挟みとなっていました。なんとか口八丁でその場を逃れて、週末のドライブに恋人のスザンナ(ヴァレリア・ゴリノ)と出かけたものの、途中でかつて喧嘩別れをして、長らく絶縁状態にあった父の死の連絡が入ってきます。そして、ドライブを中止し、財産分与を期待してスザンナと故郷へ向かい、遺言を聞かされたチャーリーは、車1台とバラの木だけという内容に愕然。300万ドルは分与されず、信託財産として残されることになっていたのでした。納得がいかないチャーリーは、事の真相を知るために管財人を訪れ、そこでレイモンドという兄がいたことを知らされます。彼は、自閉症(サヴァン症候群)として、長らく管財人の経営する病院で生活していたのでした。

チャーリーは、300万の財産目当てに、貰った車にレイモンドを乗せて連れ出すことにしました。そして、管財人に150万ドルを渡せと要求しますが聞き入れられません。とりあえずロサンゼルスに連れ帰り、保護権を争うことにします。そんな誘拐同然のことをしているチャーリーに愛想をつかしたスザンナは帰ってしまい、兄弟は二人でロスを目指すことになりました。しかし、サヴァン症候群のレイモンドは奇行を連発、飛行機に乗ることも拒み、車でロスに向かうことになってしまいます。

さて、ここからのロスまでの長旅が、この映画のメインです。初めて会った二人の間にいろいろな発見やトラブルがあり、ロスまでの長い時間をロードムービーとして、2人の変化が語られていきます。一方で、何日もかかる長旅の間に、ロスで続けられていた商談は末期的な様相を迎え、チャーリーの焦りも募っていきます。この長旅の間に、レイモンドとチャーリーにお互いの幼い時の記憶が少し蘇ったり、また特殊能力を発見したチャーリーはそれを利用してラスベガスで一儲けしたりと、いろいろなエピソードが織り込まれていきます。

ロスに帰り着いた2人は、保護者を争う裁判に臨みますが、チャーリーは敗北。そして、連れ帰られるレイモンドを見送るチャーリーでしたが、2人の間には、確かな兄弟の絆が生まれていたのでした。

レインマン

見終わった感想として、大変恐縮なのですが、少々疲れました。メインのストーリー展開とそれにまつわるエピソードはありますが、それはすべて回収されるわけではなく、むしろそこは省略して二人の変化を重点的に語っているような構成になっています。その二人の場面は、逆に細かいところまで丁寧に語られるので、なかなか進まない感じがしてちょっと疲れたという感じでしょうか。それも、トム・クルーズとダスティン・ホフマンが終始白熱した演技を見せるので、息も抜けない感じ。おなか一杯という感じです。

ダスティン・ホフマンがすごい演技をしています。それは、だれしも認めるところ。妥協のない演技です。どちらかというとテクニカルというか、技能賞というところでしょうが、これだけの演技は脱帽です。トム・クルーズは最初は嫌な奴のような感じでしたが、やることはひどい時もありますが、兄に対する付き合いは想像した以上に真摯なもの。これは良かったと思います。この2人並んでみると雰囲気が似てますね。兄弟という感じが良く出ていると思いました。

ヴァレリア・ゴリノって、この顔は良く見るなと思ったのですが、あまり認識ありませんでした。確認すると、最近見た映画でも、「あるいは裏切りという名の犬」とか、「エスケープ・フロム・L.A.」とか出てたんですね。そういえばちょっと気になる感じで出ていました。現在でも出演作の多い女優さんのようです。

という訳で、名作を語るというところまでいかず、簡単な紹介になってしまいましたが、ロードムービーは嫌いな訳ではありませんよ。「パリ・テキサス」とか大好きですし、この映画もロード・ムービーの雰囲気はなかなかいいと思います。ダスティン・ホフマンの演技や、2人のエピソードの面白さから、かなりの名作であると思います。ただ、私にとってはストライクでは無かったかな?というだけです。
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テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

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Author:torrent13
映画は見たり見なかったりの時を過ごしてきましたが、現状ベトナム在住で、時間があるので、主にネットで見ています。昔はSF映画と、ミニシアターが好きでしたが、その後は西部劇、そして、最近では邦画や古いハリウッド映画などにも見る範囲を広げてきました。

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