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「ラブ&ドラッグ」 深い人間ドラマをコメディで見せる

飛行機の中で見るために、iPadにダウンロードしていった映画。今回は帰りの飛行機です。行きと同様、iTuneでのラブロマンスレンタル100円。アン・ハサウェイというのも共通です。さて、今度はどうかな…。2010年の映画で、監督はエドワード・ズウィックです。

あらすじ
ジェイミー(ジェイク・ギレンホール)は、狙った女は必ず落とす名うてのプレイボーイ。上司の彼女と通じたことで、ステレオショップを首になり、ファイザー製薬のMRに転職する。配属先で、病院相手の営業を開始、受付嬢を誘惑して便宜を図ってもらうなど、あの手この手の作戦を開始した。そんなある日、若くて美しいパーキンソン病患者のマギー(アン・ハサウェイ)と出会う。マギーに誘われ早々にベッドインしたジェイミーは、やがて本気になっていく。しかし、マギーは先の無い病気のせいで、普通の付き合いはできないと打ち明けるのだった。その頃ジェイミーは新薬バイアグラの販売許可を与えられ、瞬く間にトップセールスマンとなり、シカゴへの栄転の道が開ける一方で、マギーを愛するあまり、マギーを連れて治療に奔走するが、それを負担に感じたマギーはジェイミーに別れを告げる…。



ステレオ店で女性客を中心に、巧みに商品を売り込むジェイミーは、店内の従業員に対してもプレイボーイぶりを発揮し、上司の彼女と倉庫で事に及んでいるところを見つかりクビになってしまいました。その後の家族や親族が集まるディナーで、医学部を中退し、医師の両親を失望させている彼は、兄の紹介でファイザーのMRとしての就職を果たします。早速研修を受けるジェイミーですが、目線は常に女性の上に。そして、配属された地方で、上司のブルース(オリバー・プラット)とペアになっての仕事が始まりました。

ジェイミーは、ブルースの指導でこの地方のキーマンの医師に取り入ろうとしますが、ライバルに阻まれてなかなか相手にされず、病院の受付嬢を誘惑して、なんとか便宜を図ってもらおうと日夜奮闘します。そして、医師について病院内をインターンの名目で巡回することに成功。そこで、若くて美しいパーキンソン病患者のマギーと出会いました。マギーにすぐにインターンでは無く、MRと見破られたジェイミーですが、受付嬢から電話番号を聞き出し、マギーと個人的に会うことに成功。さっそくベッドインします。しかし、それはお互い進展させない、という固い約束の上のこと。なぜなら、マギーは徐々にパーキンソン病が進行し、相手の負担にんることを恐れているからでした。

ジェイミーも、最初は単に体だけの関係と割り切っていましたが、どうも本気になっていく様子で、日々を懸命に楽しく生きるという事だけに注力しているマギーは、ジェイミーとの楽しい日々を録画したりして楽しんでいました。その頃、夢の新薬バイアグラが開発され、ジェイミーはこれは自分の出番だと、会社と掛け合い担当にして欲しいと説得。ついに、バイアグラの販売許可を与えられます。ジェイミーは片っ端から薬を売りさばき、以前は見向きもされなかったドクターたちも、「もっとサンプルを分けてくれ」ジェイミーにしがみついてくる始末。これを期に大幅に売り上げを伸ばしたジェイミーは、シカゴの研修会に呼ばれまが、そこで、パーキンソン病の妻を持つという男から「病状が進めばきみのこともわからなくなる。別れた方がいい」と忠告されるてしまいます。

マギーとの仲も大きく進展していたジェイミーは、今のマギーを失うまいと、二人でパーキンソン病の名医を探し、遠距離もいとわず出かけますが、有効な手段がなく、焦るジェイミーと、それを負担に感じるマギーは、次第にギスギスしてきて、遂に、マギーはジェイミーに別れを告げることとなりました…。

ラブ&ドラッグ

というストーリー展開で、その後ラブコメならではの盛り上がりを見せてくれます。いや、そういう流れになってくると、ちょっと安心して見てられますね。きっといかようにでもなるストーリーだったと思いますが、やはりハッピーエンドがいいです。この組み合わせでは。この映画のアン・ハサウェイは大サービスしてくれますし、これまた意外な展開で、楽しかったです。ジェイミーの兄の役のジョシュ・ガッドも、ちょっとやりすぎ感のあるギャグを連発しますが、これはこれで面白く、パーキンソン病がテーマという暗くなりがちなストーリーをハイテンションで保ってくれます。

不治の病と闘うマギーですが、そうした映画では最近ビデオ撮影が定番のようです。この時代設定ですので、磁気テープを利用したホームビデオですが、「アリスのままで」なども、ビデオ撮影が絶大な効果を上げていましたし、最近公開された「ギフト 僕がきみに残せるもの」もビデオ。この2作も、同様に難病を扱っていますが、深刻な映画になっています。「ラブ&ドラッグ」も主題が似ていますが、逆に、この主題でここまでコメディにしたのも流石と思いました。マギーは、将来の無い自分を自覚し、その日その日を一生懸命に生きているということは間違いがないと思います。それをよく演じている、アン・ハサウェイも立派ですし、彼女の行動やセリフはとても頑なで、ぶっ飛んでいて、並大抵の男であればとても対応しきれないようなもの。それを、ジェイク・ギレンホールがジェイミーとして、徹底的に付き合っていく。うまくできています。脚本がいいんですね。きっと。

アン・ハサウェイの映画2作続けて見ました。この映画はまた、ゴールデン・グローブノミネートでもあります。彼女の映画、そこそこは見ているのですが、まだまだ肝心のものを見ていないと思うので、いずれまた。いつ見てもトップスターの存在感が抜群ですね。
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テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

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Author:torrent13
映画は見たり見なかったりの時を過ごしてきましたが、現状ベトナム在住で、時間があるので、主にネットで見ています。昔はSF映画と、ミニシアターが好きでしたが、その後は西部劇、そして、最近では邦画や古いハリウッド映画などにも見る範囲を広げてきました。

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