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私の好きな100本の映画② 車と狂気と

私の好きな100本の映画第2回は、

2番目に好きな映画として、「タクシードライバー」を選定。「タクシードライバー」から関連する4作品を選んでみました。といっても、この映画自体がいろんな要素を持つ作品なので、どういう視点で選ぼうかとかなり悩んだのですが、なかなか類まれな作品だけに、大変難しいのでした。なんとか雰囲気も揃えようと思った結果がこれ。でも、こうして選んでいくと、回が進むにつれ、最後の方は寄せ集めになってしまいますね。今から解ってます。



6.タクシードライバー (Taxi Driver)  第2位
  1976年 アメリカ 監督:マーティン・スコセッシ 出演:ロバート・デ・ニーロ、ジョディ・フォスター

大学時代は、すでにこれはいい作品だという意識があったはず。しかし、この映画を見たのはずっと以前から、〇曜ロードショーで何度か見ているはずです。何回か見ているうちに座右の作品として醸成されたというお話だと思います。まず、印象は夜のNYと、ジャズっぽい静かな音楽、それに所々で噴き出る蒸気。その雰囲気がとても良くて、好きになっていたのです。そのような雰囲気の中で、トラヴィスが徐々に壊れていくような危うい雰囲気を醸し出し、当時まだ14歳のジョディー・フォスターも怪しげな演技を見せる。いや、正直雰囲気だけで見ています。不器用そうな見かけ普通の男がいろいろなタクシードライバーとして深夜のNYと接しつついろいろな変遷をたどる話。ベトナム戦争が終わって、そういう時代だったんですかね?今思うと。その後は、VHSを借りて見たり、テレビの再放送を見てみたりと幾度となく接している訳ですが、まぁ雰囲気に浸っていますね。



7.激突! (Duel)
  1971年 アメリカ 監督:スティーヴン・スピルバーグ 出演:デニス・ウィーバー

ほぼ、デニス・ウィーバーの独り舞台。あとは、タンク・トレーラーとの対決。執拗に追いかけられるデニス・ウィーバーとタンク・トレーラーの対決。追い詰められるデニス・ウィーバーが迫真の演技。ただ、一度追い越しをしただけなのに…。
これも〇曜ロードショーで見ました。そして、その後レンタルなどで何度か再見。何度見ても面白いというか、巧い映画だなと思います。アメリカではテレビ映画として放映され、ヨーロッパ各国や日本も含め劇場上映されたのですね。当時の映画のタテカンよく覚えてます。ポスターはタンク・トレーラーが転げ落ちてるイメージがあるのですが…。
やはり、追っ手が人間の顔を見せないところや、タンク・トレーラーがだんだん意思を持って来るように見えるところがすごいですね。ガソリンスタンドで旋回しながら暴れまわるあたりまでくると、遂に怪物が本性を現したか!という感じでゾクゾクしました。



8.クラッシュ (Crash)
  1996年 カナダ 監督:デイヴィッド・クローネンバーグ 出演:ジェームズ・スペイダー、デボラ・アンガー、ホリー・ハンター

この映画を選ぶこと自体、私は変態ですと言っているようなものと自覚していますが、やはり好きですね。女優さんたちの表情も、いろいろとやってくれてて、いやぁ相当フェチだなぇ、と自覚しながらいる次第です。イチ押しは、ホリー・ハンターの車の中でのシーン。ゾクゾクします。
おっと、ちょっと過激な発言となってしまいました。クローネンバーグ監督は、ヴィデオ・ドロームもそうですが、こういうの得意ですし、これの原作のJ・G・バラードは、ニューウェーブSF作家ですし、私の好きな要素が必然的に詰まっている映画なのです。まだ見ていないのですが、クローネンバーグ監督は、W・バロウズ原作の「裸のランチ」も撮っています。W・バロウズもニューウェーブSF作家。見る前から、好きになることは決まっている?ようなものなのですが、何気に興味があります。
クラッシュ(1996)



9.蘇える金狼
  1979年 日本 監督:村川透 出演:松田優作、風吹ジュン

シュールさがたまらなくいい映画です。日本のハードボイルドがここまでできる。絶好調の角川映画と、村川透、松田優作、大藪春彦の組み合わせは、この時代を代表する現象と言ってもいいのではないでしょうか。最初から最後まで作品の世界にどっぷり浸かっていられる快感がありました。映画だからこそすべてを忘れて入り込める世界があると思いました。何度かテレビでも見たのですが、繰り返し見ても、無条件で楽しめています。
初期の角川映画はミステリー主体。横溝正史から森村誠一と、どちらかと言えば本格系のイメージから、「白昼の死角」「蘇える金狼」「野獣死すべし」と、見事代表的なハードボイルド映画が生まれました。まさに一時代を築いた映画の一つだと思います。そういった訳で、観ればあの時代を思い出すような映画の一つでもあるのです。



10.マッドマックス 怒りのデスロード (Mad Max: Fury Road)
  2015年 アメリカ 監督:ジョージ・ミラー 出演:トム・ハーディ、シャーリーズ・セロン

なんでタクシー・ドライバーからこれへ?苦し紛れですが、車が出てきます。若干狂気です。脈々と続くマッドマックスの伝説は、ふっ切れたような面白さが身上。有無を言わせない言葉で表現できない迫力です。問答無用です。この作品も、冒頭からアクションが止まらず、最後までノリにノっていきます。ギターの兄ちゃんも決まっているし、キレイどころを従えてというのも、素晴らしい。本当に、すみずみまで凝っていて、まったく飽きないんです。
第一作から作り続けているジョージ・ミラーですが、映画版トワイライトゾーンの第4話の、飛行機の羽に悪魔がいる話の監督。余談ですが、同時代に見た私として、この4人の監督の映画を見る時、トワイライトゾーンの第〇話目の監督のダレソレという見方をしてしまうのです。だから繋がるという訳ではないんですが、5~60年代から続くアメイジングでファンタスティックな映画の伝統が受け継がれているような気がします。



さて、私の好きな100本の映画。第2回の5本は、ちょっと怪しげな映画に寄った感じになりました。まだまだ先が長いので、続けていきます。次回はガラッと雰囲気が変わって、自分の第3位の映画「ミツバチのささやき」を中心に5本が登場です。きっとヨーロッパ中心になると思います。
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Author:torrent13
映画は見たり見なかったりの時を過ごしてきましたが、現状ベトナム在住で、時間があるので、主にネットで見ています。昔はSF映画と、ミニシアターが好きでしたが、その後は西部劇、そして、最近では邦画や古いハリウッド映画などにも見る範囲を広げてきました。

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