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私の好きな100本の映画① SF編

私のこれまで見た映画から100本選んでみようという企画

を思いついたのです。見ている映画の本数が、たかが知れているので、世の中の映画入門本のようなセレクトにはならないはず。そもそも100本は現時点で選びきれていません。という訳で、始めてみます。
何から始めるって、とりあえずベスト5は大体決まっているので、最初の5回のアップは、ベスト5の中から1本選び、それと似たような映画を4本並べるというスタイルで行きましょう。
まずは、これから。



1.ブレードランナー (Blade Runner)  第1位
  1982年 アメリカ 監督:リドリー・スコット 出演:ハリソン・フォード、ルトガー・ハウアー

はい。月並みと言えばそうなんですが、ブレードランナーです。そもそも学生時代はSFファンで、最後の方はP.K.ディックを追いかけておりました。ということで、これもよくありがちなパターン。同世代には多いのではないかと思いますよ、こういう人。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか?を読んだのは中学時代。なにやら雰囲気に凄く引き付けられました。それが映画化されてこの「ブレードランナー」になった訳ですが、正直イメージだいぶ違います。なんたって、電気羊の表紙は砂漠のイメージだったわけですから(当時のハヤカワ文庫の表紙)、もっと乾いたイメージを持っていましたよ。
ベスト1に押すには、そういったもろもろ重なってのことではありますが、映画自体もなかなか「濃い」作品で(語彙力不足)、なかなかずっしりと応えるタイプです。友達と、「2つで十分ですよ!わかってくださいよ!」なんてよく言いあっていたのが思い出されます。
ダリル・ハンナもカッコよかったネ。



2.エクス・マキナ (Ex Machina)
  2015年 アメリカ 監督:アレックス・ガーランド 出演:アリシア・ヴィキャンデル、ドーナル・グリーソン

笑っちゃいますが、ブレードランナーの次にこれでは、世界観が似すぎです。でも、好きなのですよ。こういうの。アンドロイドと人間を見分けることがブレードランナーのテーマ。こちらは、アンドロイドがいかに人間と見分けがつかなくなるかをテストしています。結果、アンドロイドは人間と見分けがつかないような表現が可能、しかしそれは人間的感情の動きとは一線を画したもののようです。ただ、人間に関するビッグデータを集積したものであり、どちらが本物なのか、誰にも結論の出せない。まさにPKディックが繰り返し描いたテーマでした。 デッカードと旅立つレイチェルと、一人で街に出るエヴァ。二人の心中?やいかに…。
シューベルトのピアノソナタもいいですね。



3.さようなら
  2015年 日本 監督:深田晃司 出演:ブライアリー・ロング、ジェミノイドF

ついでにもう一本。これも近未来SFと言っていいでしょう。出演は本物のアンドロイドのジェミノイドF。この映画、美ヶ原や白樺湖あたりで取られているのですね。高原の風景がとても美しいし、そこに住むターニャの切ないまでのか弱さと、アンドロイドのレオナとの交流。町の喧騒をよそに、山上で孤高の存在となるターニャ。そして、主人が亡くなったあとも、主人の見たかった風景を見に行くレオナ。これは、アンドロイドの最高に切ない物語だと思います。アンドロイドの心を人間に似せれば似せるほど、人間は罪なことをしている。そんな気になってきます。人間はいつか死ぬし、死ぬまで頑張って生きます。そして、これはアンドロイドとの対比で人間の死を見つめる映画とも言えます。
さようなら




4.グレムリン (Gremlins)
  1984年 アメリカ 監督:ジョー・ダンテ 出演:フィービー・ケイツ、ザック・ギャリガン

ひところ、好きな映画と聞かれて、グレムリンと答えていた時期がありました。みんな知っている映画で、当たり障りが無くて、傾向的にもなるほどと思っていただける。モグワイは可愛いし、フィービー・ケイツも可愛い。音楽も楽しいし、言う事なしです。当時、ジョー・ダンテの映画も結構好きで、トワイライトゾーンなんかも、3話目が一番好きでした。何と言いますか、ちょうど学生時代で、ちょっとした楽しみに映画を見に行っていましたね。恋人とだったり、友達とだったり、一人で行ったり。都心では一番の娯楽でしたよ。(今でもそうですが)。この映画サントラをカセットテープに録音して、車の中などで時々聞いていた気がします。若き日々を思い出すおじさんでした。最近(と言っても2年前?)、ジョー・ダンテの「ゾンビ・ガール」を見たのですが、グレムリンと同じような仕掛けがあって、ニンマリしていましたよ。ジョー・ダンテはいつまでたってもジョー・ダンテなのでした。



5.ラプチャー 破裂 (Rupture)
  2016年 アメリカ 監督:スティーヴン・シャインバーグ 出演:ノオミ・ラパス、マイケル・チクリス

巷では、かなり評判の悪い作品。SMホラーなんて宣伝をするからだよ…。と思ったりしますが、まぁそういう訳でもないでしょう。かなり主人公の行動に必然性が乏しいところもあったりしますし。でも、この映画を見ている時、なんだかすごく懐かしい感じがしたんですね。なんでしょう。一流のハヤカワ文庫のSFでは無くて、ちょっとマイナーな創元推理文庫のSFを読んでいる感覚。いわばB級SFとでもいうような。そう思いつくと、大変この作品が好きになってしまったのですよ。全然気取らないSFといいますか、21世紀に見る60年代のノリみたいな感じで。SFとは言いつつサスペンスで勝負してたりして。
具体的にはっきり言えば、主題からミュータントSFを想起し、そこから「スラン」を想起し、そしてヴォクトのアイデア勝負的なSF群に思いは至った訳ですね。いやま、懐かしい限りです。
<ブログ内にレビューがあります>
「ラプチャー 破裂」 ミュータントSFの傑作と言いたい



さて、私の好きな100本の映画。最初の5本でした。これからどんな感じになるか解りませんが、この5本だけでも、ちょっと変なラインアップのような気がします。次回はいつになるかもしれませんが、自分好きな第2位の映画「タクシードライバー」を中心に類似の映画を追求したいと。ちょっと選びにくい選択になりそうですが…
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torrent13

Author:torrent13
映画は見たり見なかったりの時を過ごしてきましたが、現状ベトナム在住で、時間があるので、主にネットで見ています。昔はSF映画と、ミニシアターが好きでしたが、その後は西部劇、そして、最近では邦画や古いハリウッド映画などにも見る範囲を広げてきました。

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