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「サンタクロースになった少年」クリスマスイヴに見る感動秘話

クリスマスイヴの日GAYO!で「サンタクロースになった少年」が配信されていました。ファミリー向けの映画かな?と思いつつ、80分程度と適当な長さだったので、とりあえず見る事にしました。最近あまりこういう童話的な映画はみないし、見ても寄る年波に、あまりひびかなくなっていたので、それほど期待していなかったのですが...。
原題は、「Joulutarina」。邦訳では、「クリスマスの物語」となります。

あらすじ
クリスマスの夜に両親と妹アーダを事故で亡くしたニコラスは村の6つの家族と1年ずつ暮らすことになる。そして、毎年クリスマスになると次の家に移るニコラスは、世話になった家の子供たちのために手作りの玩具を贈るようになった。
6年目になり、村の家族を一巡したニコラスだったが、不作と不漁でどの家も再びニコラスを引き取れる状態になかった。 すると、、村に来て家具を売り歩いている家具職人のイーサッキが、働き手として引き取ることになった。 子供嫌いのイーサッキは、ニコラスにも厳しくあたるが...。



ニコラスが父母と妹をなくし、孤児となる場面から始まりますが、はやくもやばいです。涙腺が緩みそうな予感。ニコラスは6つの家族を転々とし、実父母の家にいた時から好きだった手製の玩具作りを活かして、毎年クリスマスに世話になった家族の子供たちにそっと木製の玩具を配っていました。そして、一個は氷の下の妹のために、湖に沈めます。

6年が経ち、最初はニコラスの引き取り手が無かったら口減らしをすればいいじゃないかと憎まれ口を叩いていたイーサッキが、ニコラスの素質を見込んで引き取ることに。村からは遠く離れた山上の一軒家です。イーサッキは悪役のように登場しますが、昔かたぎの家具職人で、ニコラスに徹底的に家具つくりを教え込みました。ニコラスも自分の好きなことと合致していたので、みるみる上達していきます。このあたりの2人の様子は、厳しい中にも愛情があふれていて、イーサッキが反転しとてもいい奴として描かれています。

イーサッキとニコライは、親子として生活することなり、ニコライのクリスマスのプレゼント配りにも、イーサッキは付き合うこととなります。親子として生活することを決めた場面、イーサッキの身の上話と、馬の玩具を妹のために沈めてメリークリスマスと祝福しあう場面は感動的で、涙腺が決壊してしまいました。寄る年波には勝てません。

サンタクロースになった少年

時は流れ、村も大きくなり、ニコラスのプレゼント配りは続きますが、人口が増えた村の子供たちへの配布先を教えているのはニコライス親友で、最初に世話になった家族の息子でした。かれも結婚し、娘にニコラスの妹の名前をつけていました。老いたイーサッキが実の息子たちの家に引き取られることになり、イーサッキは今まで、こつこつ貯めた財産をニコラスのために残します。そして、この財産を使って彼は近隣のさらに多くの村へとプレゼントを配るようになったのです。トナカイと赤い服を準備して。

さらに年は経ち、ニコライも老人となっています。親友の娘に助けられながらの生涯最後のプレゼントを配り終わると、妹への最後のプレゼントを残して、トナカイとニコラスは天を翔るのでした...。(号泣)

ハートウォーミングないい話ですし、ストーリーつくりがとてもうまいですね。3世代にわたるサンタクロースのお話が80分の間に展開します。さすが、サンタクロースの故郷と自認するフィンランドです。そういえば、サンタクロース村の郵便局に依頼して、クリスマスにサンタクロースからの手紙を送ってもらったことがありました。

この映画、画面のどこをとっても北欧の美しい情景が満載で、その意味でも見ていて楽しいですし、また、家具作りの場面ではこれが北欧家具の原型なのねと一人で納得しておりました。フィンランドはカウリスマキだけではないですね。当然ですが...
そして、クリスマスの夜はこの映画を観て、家族や友人に感謝するということが出来れば、とてもいいことだと思いました。
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テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

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Author:torrent13
映画は見たり見なかったりの時を過ごしてきましたが、現状ベトナム在住で、時間があるので、主にネットで見ています。昔はSF映画と、ミニシアターが好きでしたが、その後は西部劇、そして、最近では邦画や古いハリウッド映画などにも見る範囲を広げてきました。

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