
11月に「ハリウッド黄金期とその周辺」を見た感想総括です

また、そういった作品は、今見るとけっこう勉強になることも多く、なかなか本を読む時間も少なくなっているので、古典的な名作や歴史をを一通り知るという意味でも、意義深いものでした。ハリウッドの映画は楽しく解りやすく、娯楽を意識して作られていると思うので、どの作品を見ても楽しい映画を見る時間となるのがいいところ。ここにはまってしまうと、かなり病みつきになってしまうのでした。
今回見た23本のラインナップです。
いつものように、赤字は今後も個人的に記憶に残りそうな映画です。気になってふと見返してみたくなるような作品ということで、高評価という意味とは、ちょっと違います。
表現されている内容が素晴らしい(凄い)映画 → ●、
完成度が高いなあと思った映画 → ▲ を選んで見ましょう。
山羊座のもとに (アルフレッド・ヒッチコック 1949)
船乗りシンバッドの冒険 (リチャード・ウォーレス 1947)
ジェーン・エア (ロバート・スティーヴンソン 1943)
楽聖ショパン (チャールズ・ヴィダー 1945)
桑港 (W・S・ヴァン・ダイク 1936) 録音賞
アンナ・カレニナ (クラレンス・ブラウン 1935)
愛のアルバム (ジョージ・スティーヴンス 1941)
類猿人ターザン (W・S・ヴァン・ダイク 1932)
検察官閣下 (ヘンリー・コスター 1949)
高慢と偏見 (ロバート・Z・レナード 1940) 美術賞
ロビンフッドの冒険 (マイケル・カーティス 1938) 美術賞・編集賞・作曲賞
赤い子馬 (ルイス・マイルストン 1949)
若草物語 (マーヴィン・ルロイ 1949) 美術賞
若草の頃 (ヴィンセント・ミネリ 1944)
緑園の天使▲ (クラレンス・ブラウン 1944) 助演女優賞・編集賞
ヒズ・ガール・フライデー (ハワード・ホークス 1940)
ノートルダムのせむし男 (ウィリアム・ディターレ 1939)
白い恐怖 (アルフレッド・ヒッチコック 1945) 音楽賞
スミス都へ行く● (フランク・キャプラ 1939) 原案賞
犯罪王リコ (マーヴィン・ルロイ 1931)
拳銃の町 (エドウィン・L・マリン 1944)
スポイラース (レイ・エンライト 1942)
ゾラの生涯 (ウィリアム・ディターレ 1937) 作品賞・助演男優賞・脚色賞
今回は、超名作というのがあまりなかった感じがしますが、楽しめる佳作が多かったと思います。
来月は今月の延長かつ、さらに名作志向ということで、アメリカ国立フィルム登録簿作品を見ていきたいと考えています。