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「セクシー地帯」 新東宝の地帯シリーズをとにかく楽しむ

新東宝の地帯(ライン)シリーズ。5作中4作を石井輝男が監督しています。売春のからむ組織犯罪を描き、エロとバイオレンスを併せたシリーズですが、今回初めて鑑賞しました。1961年の作品です。

あらすじ
滝川玲子(三条魔子)はタイピストの業務をこなしていましたが、その裏の顔は接待用の女性でした。彼女は、社員の吉岡(吉田輝雄)と婚約していましたが、吉岡は預かった書類を盗まれたのが原因で大阪転勤を命じられます。玲子は部長に肉体関係を公表すると脅し、吉岡の転勤を取消させ、派遣元のクロッキー・クラブのボスの瀬川(沖竜次)には半ば脅しながら脱会を申し出ますが、逆に殺されてしまいました。玲子の殺害を知り、自分が容疑者にされていることを知った吉岡は、書類をスった犯人・真弓(三原葉子)と出会うと、書類を取り返し、中を改めるとクロッキー・クラブの会員証でした。

真弓にはこの会員証に玲子殺害事件の謎があると感じ、しかもバー・バッカスで会員証を目にしたバーテンに、一人の女性を紹介されたことから、2人はこの女性をホテルに連れ込み、仕事の内容を聞き出します。真弓は、クロッキー・クラブの瀬川にスリが見破られると、そのままクロッキー・クラブのモデルになりますが、事務所に閉じ込められ、SOSの紙片をビルの窓から飛ばします。一方、吉岡はクラブの女・秋子(池内淳子)を誘い出し、玲子がクラブの一員だったことを知り、直接クロッキー・クラブに乗り込みますが、瀬川に見破られ、真弓と一緒に監禁されてしまいます。そして、二人は抹殺される寸前に、真弓が飛ばした紙片が功を奏し、クラブのビルはパトカーに包囲されたのでした…。



セクシー地帯

地帯シリーズは、初めて見ました。三条魔子や池内淳子など、美しい姿が見られて、その部分についてはなかなか良かったです。娯楽作品ということで、最後まで面白く見られました。三原葉子については、このブログでもよく登場しますが、実はそれほど好きなわけではありません。ただ、この時代から始まっていろんな映画で活躍されているので、とにかく露出度が高いおなじみの女優さんです。脱いでいるという意味では無くて…。やはり、 この映画だと、三条魔子や池内淳子の方がタイプなので。

最近も、石井輝男監督の新東宝の映画を見たのですが、やはり感想は同じで、サービス満点でいろんなエピソードを見せてくれますが、途中のいろいろな展開に対して、ラストがあっけないというか、ゴチャゴチャして終わる感じがして、何か消化不良な感じが残りました。この映画も、エロやバイオレンスを絡めた娯楽性は流石だと思いますが、最後ゴチャゴチャして尻すぼみ、みたいな感じがします。まぇ、楽しく見れればそれでいいと割り切れば別段問題は無いのですが…。

細川俊夫の刑事姿、なかなか人情味があって良かったです。三条魔子や池内淳子は、いかにも高級な接待役という感じでしびれますねぇ。と言っても、そういう格好をしているとかではなくて、そういう役柄を演じて、それがなかなか響いてくるので、おーっと思う訳です。語彙が乏しいですが…。最後に、地帯シリーズリストです。ほんの参考まで。

地帯(ライン)シリーズリスト
1.白線秘密地帯 (1958 石井輝男)
2.黒線地帯 (1960 石井輝男)
3.黄線地帯 (1960 石井輝男)
4.セクシー地帯 (1961 石井輝男)
5.火線地帯 (1961 武部弘道) 石井輝男は脚本を担当

2019.9.8 HCMC自宅にてパソコン鑑賞
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テーマ : 映画レビュー
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「椿姫」 1936年のグレタ・ガルボの名演による椿姫

デュマ・フィスの小説である椿姫による作品は、オペラ・演劇等枚挙に暇が無いのですが、やはり第一に浮かぶのはヴェルディのオペラですね。しかし、映画にも名画として存在しています。1936年のグレタ・ガルボによる椿姫。ジョージ・キューカー監督による作品で、MGMの配給によります。

あらすじ
パリの名花マルグリット・ゴーチェ(グレタ・ガルボ)は元々病弱な体で、派手な生活のため、ますます健康を害していました。年上の親友で仲間のプリュダンス(ローラ・ホープ・クルーズ)の勧めで、安定した生活を求め、ヴァルヴィル男爵(ヘンリー・ダニエル)をパトロンにしようと画策しますが、手違いで青年アルマン・デュヴァル(ロバート・テイラー)と出会ってしまい、元々彼女に恋焦がれていたアルマンは大喜びでしたが、男爵と間違えられたことを知るとショックを受けてしまいます。男爵の方も彼女を熱愛し、一緒にロシア行きを誘いましたが、彼女は健康を理由に断ったため、一人で旅立ちました。

その日の夜、彼女の誕生パーティにアルマンも招かれましたが、マルグリットが途中で病に倒れたので、彼は病床に付き添い、アルマンの熱情にマルグリットは心を動かされ、二人は、アルマンが一度他の招待客客と外に出たあと、また戻って来て再会することを約束します。ところが、その間に彼女を残しては旅立てなかった男爵が引き返してきてしまい、アルマンは閉め出されてしまいました。翌日、心の痛手を癒すため長い旅に出るとのアルマンの便りに、マルグリットは、アルマンに昨夜のことを謝ります。そして、アルマンとともに、田園の清々しい空気の中で2人で過ごすことに決め、二人で田舎に引っ越していきました。

アルマンの愛に抱かれ幸福なマルグリットは、生活をすっかり改めて更生しようと決心。アルマンも結婚のために父に金の無心をしたところ、父は彼女の過去を調べ、アルマンが不在の時にマルグリットを訪ね、アルマンの将来のために別れてくれるよう頼みます。身を引いたアルマンは、男爵のもとに戻り、再び荒れた生活に戻りましたが、これがもとで病状はどんどん悪化し、ついに死の床に伏し、急を聞いて訪れたアルマンの変わらぬ愛の言葉に、マルグリットは静かに永い眠りについたのでした。



椿姫

椿姫は、世紀のラヴストーリーであり、悲恋の物語と思っているのですが、さぞや映画が沢山あるだろうと思うと、実は案外そうでもありません。これは、カルメンの本数とくらべると相当な差なんですが、やはりそこはネームヴァリューなんでしょうか。その椿姫の映画の中でも、これは最右翼に属するものと思います。椿姫の映像作品としては、オペラの映像化のフィルムが圧倒的に多いのですが、それはまぁ映画とは違うんでは無いかと思っていますので…。

やはり、椿姫と言えばヴェルディのオペラということで、ずっとこの物語に慣れ親しんできました。したがって、この物語というか、椿姫という言葉を聞くと頭の中には冒頭の序曲の戦慄が流れてきます。そして、今回はグレタ・ガルボの著名な演技で再見した訳ですが、ストーリー(ラスト)はオペラに準拠しており、また役名は原作小説に準拠しているようです。そして、グレタ・ガルボの演技は評判通りの素晴らしいものだと思いました。特に、父親が訪ねて来てから、ラストまでは圧巻です。一方で、他の演技者が仏頂面が多く、ちょっと堅苦しく感じました。時代性を含めてこういう演出なのかもしれませんが。

音楽は、オリジナルだと思いますが、ヴェルディの音楽に似た雰囲気を感じます。ベースの物語が同じだからそうなるのかもしれません。いずれにしても、オスカーにノミネートされた、感動的なグレタ・ガルボの演技を体験すべき映画だと思いました。

2019.8.17HCMC自宅にて Amazon Prime よりのパソコン鑑賞

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「何という行き方!」 とにかくこの映画を楽しみましょう!

予備知識もなく、何となく見始めたのですが、これは面白いですねぇ!いきなりピンク一色から始まり、ドタバタコメディ的なスタートです。俳優陣も豪華、美術部門と衣装部門でオスカー候補にもなりました。いかにもハリウッド的映画で、1964年のJ・リー・トンプソン監督による作品です。

あらすじ
大富豪の女性ルイーザ(シャーリー・マクレーン)が自らの現金の処分に困った末、カウンセラーの元を訪れ、自らの過去を語り始めました。ルイーザは、夫婦水入らずの質素な結婚生活を理想とし、富や名声に全く執着がありませんでした。最初の夫は、街の大金持ちの息子レナード(ディーン・マーティン)を振ってまで結婚した、ソローの森の生活を規範とするエドガー(ディック・ヴァン・ダイク)。しかし、ある日レナードに侮辱されてから、馬車馬のように働きはじめ、ついにレナードを蹴落とし町一番の大金持ちになり、働き過ぎで心臓麻痺で死亡。失意の彼女はパリに渡り、貧乏画家のラリー(ポール・ニューマン)と2度目の結婚。しかし、彼女のふとしたアイデアから、傑作を次々と生みはじめ、製作中に事故で死亡。

再び未亡人になったルイザは、アメリカに戻る飛行機に乗り遅れて、ロッド(ロバート・ミッチャム)という男の自家用飛行機に同乗。すでに富豪となってしまった人物であれば間違いないだろうと3度目の結婚。そして、彼女の簡素な生活希望のため、牧場に住むようになったところ、牛に蹴られてまたもや死亡。ルイーザは悲しみに暮れ、ハイウエイ沿いのレストランで人気のない道化師ピンキー(ジーン・ケリー)に出会い、今度こそはと結婚。ある日支度の間に合わなかったピンキーをメーク無しで出演するように勧めたところ、大当たりで一躍人気歌手になってしまい、劇場で、殺到したファンに踏み潰され、またもや死亡。すべてルイーザは莫大な遺産を受け取ることとなったのでした。

その話をカウンセラーにした時、そのビルの清掃係になってしまったレナードと対面。人が変わり、質素さに喜びを持ってしまったレナードの姿をみて、ルイーザは結婚し田舎の家で子供に恵まれ幸せに暮らしていたところ…。



何という行き方!

Enjoy!と叫びたくなるような、楽しむことに特化できる映画でした。俳優陣やセットなども、かなり気合の入ったコメディと思います。とにかく、シャーリー・マクレーンを中心に、男性の俳優陣が超豪華。ポール・ニューマン、ロバート・ミッチャム、ディーン・マーティン、ジーン・ケリー、ディック・バン・ダイクが次々と登場します。普通の簡素な生活が理想のルイーザを中心に、4人の夫が次々と大出世してしまい、彼女に莫大な遺産を残して死んでいくというコメディ。その枠の中で4つの物語がオムニバス風に繋がります。

4つのストーリーの中で、それぞれ挿入される劇中劇が、とても凝っています。ディック・バン・ダイクはドタバタ喜劇風サイレントムービー。ポール・ニューマンはエロチックなフランス映画。ロバート・ミッチャムは金に糸目をつけない大作。そしてジーン・ケリーはミュージカル。それぞれに中身も凝っていて飽きません。この中で、一番楽しかったのは、ジーン・ケリーだったかな?ダンサー出身のシャーリー・マクレーンがジーン・ケリーと共に踊る、ハリウッドミュージカル風のシーンは最高です。

最初から最後まで、どこを取っても楽しめる映画。遊び心も満載。この時期のハリウッドの底力を感じます。兎にも角にも楽しさを求めることに特化した映画で、映像も凝っていて、申し分なしでしょう。ピンキーの豪邸は一面ピンク。すべてピンクに塗られたプールに、シャーリー・マクレーンが黒い水着で一人現れるところなど、それだけでなかなか色っぽい、いい絵になっていて、感動的だと思いました。

2019.9.17 HCMC自宅にてパソコン鑑賞

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「THE GUILTY ギルティ」 かなりの緊迫感に釘付け

飛行機に搭乗してみると、途中まで見ていた目的の映画が、月替わりで無くなってしまってました。これにはちょっとがっかりなのですが、気を取り直してプログラムを物色しながら選択です。で、選んだのはこの映画。サンダンス映画賞観客賞受賞。2018年のデンマークの作品です。

あらすじ
アスガー・ホルム(ヤコブ・セーダーグレン)は、捜査時の犯人射殺事件の為、緊急通報指令室のオペレーターに回され、翌日にその裁判を控えていました。裁判では身内が偽証してくれる約束で、無罪であれば第一線に戻ることができるという状況です。この日も、酔っ払いの電話や交通事故処理など雑事の対応が続いていました。そんな時、イーベンと名乗る女性から一本の通報を受けます。それは、今まさに誘拐され、車で連れ去れているという電話でした。

電話のやり取りの中で、連れ去ったのは夫だわかると、車の特徴をパトカーに伝え、現場付近に向かわせますが、雨の中うまく発見できないようでした。イーベンの家に電話してみると、まだ幼い長女が電話をとり、父親が母親を強引に連れ去ったと話します。警官を彼女の保護の為自宅に向かわせると、そこには腹を裂かれた小さな弟の遺体がありました。イーベンの危険を感じたアスガ―は、交信を続けながらイーベンを指導し、夫の隙をついて脱出させます。しかし、その後の電話の先のイーベンとの会話から、暴力的な夫が子どもを殺し、妻を誘拐していたのではなく、心を病んでいたイーベンが子どもを殺し、夫は彼女を精神病院に連れいこうとしていたことが判明。アスガーは勝手な判断で間違いを犯したことを知り、明日の裁判の事件の時の状況と重ね合わせ、愕然とします。そして、パトカーの部隊へ、イーベンの確保を依頼し、なんとか自殺しようとしていた彼女の確保に間に合ったのでした。



THE GUILTY ギルティ

機内で何気なく見始めたデンマークの映画ですが、見始めるとなかなかの緊張感で、一気に惹きつけられて見てしまいました。こういった電話の会話だけのサスペンス。内容はかなり違いますが、フォーンブースとか思い出しましたよ。しかもこの映画は、電話の向こうから状況を推理するというサスペンスで、しかもそれが血なまぐさい重大事件であり、会話の相手が正常ではないといった二重の罠が待ち受けています。そして、映像は警察の緊急電話のオペレーターの部屋のみという徹底ぶり。映されるのも終始ほぼ一人だけで、あとは見ている方としても、電話の向こうの状況を推測するしかありません。

主人公はもともと外回りの刑事という設定で、過剰防衛に関連するの裁判中で、閑職に回されているという状況。しかし、自ら行動して事件を解決したいという志向があり、この電話に虫が騒ぎ、交替時間をオーバーして電話のみで事件の解決にあたります。その動きは、他部署への越権行為もあり、批判を受けながらの活動でした。事件の内容もかなり猟奇的で、事件の全貌をつかむのにかなりの紆余曲折を経るというストーリー。そして意表を突く真実へと向かう謎解きと展開がこの映画の醍醐味です。

主人公の行動といいますか、電話を通じての指示などは、熱意は深く感じられますが、やはりやり過ぎ感があり、それが裁判に繋がっているのがみて取れます。また、少々切れやすいようです。いろいろと物を壊していました(笑)。そういった情景環境も踏まえて、会話だけだと単調になるところを、うまく緊迫感のある雰囲気を作っていると思います。久しぶりに緊張感のありストーリーに引き込まれたひと時でした。

2019.8.4 JL759 NARITA-HCMCにて機内鑑賞

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「和製喧嘩友達」 1929年の小津安二郎 短縮版で視聴

現在鑑賞することができる、小津安二郎監督の2番目に古い映画。ただし、これは完全なものではなく、短縮版のみが残されています。題名から想像できるように、元ネタの「喧嘩友達」という映画があり、リチャード・ウォーレス監督による「McFadden's Flats(邦題:喧嘩友達)」(1927)とのことです。「和製…」の方は、1929年の松竹蒲田の製作です。

あらすじ
いっしょに生活するトラック運転手の留吉(渡辺篤)と助手の芳造(吉谷久雄)。二人は何事も助け合って生活する毎日です。ある日仕事の途中で、一人の女性をはねてしまいました。転倒した女性のお美津(浪花友子)には怪我はありませんでしたが、身寄りがなく、二人が彼女を引き取り、一緒に生活することにします。翌日煤で汚れた顔のお美津を顔を洗いにやりましたが、二人は帰ってきたお美津の美しさに驚き、この日から留吉と芳造はライバルになってしまいました。

ところが、二人が争っているうちに、お美津はいつのまにか近所に住む学生と恋仲になり、留吉と芳造はあっさり失恋してしまいます。そして、お美津は結婚。新婚旅行の為に夫婦で汽車に乗りますが、トラックに乗った留吉と芳造は汽車を見つけると、これと併走してお美津の門出を祝うのでした。



和製喧嘩友達

この映画は、オリジナルは77分の作品ですが、現在鑑賞するものは14分の短縮版。それは、パテベビー用9.5mmのフィルムから復元されたものです。当時は、映画を家庭などで鑑賞するために、短縮版を作成し、家庭用映写機用に販売していたとのこと。きっと裕福な家庭で、親族や友人が集まって鑑賞していたのでしょうね。撮影機能もあったようですので、「大人の見る絵本 生れてはみたけれど」にでてきた、映写会の情景が浮かんできます。

14分の短縮版の中で、お美津と学生との出会いやその関連するシーンがほぼ省略されていると思われますので、お美津がいつの間にか一気に結婚してしまうあたりはかなりの唐突感があります。脚本は現存するようですので読めばわかると思いますが、そのあたりにはいろいろと紆余曲折があるのでしょうか?とりあえず想像するのみです。

トラック運転手の留吉と助手の芳造の師弟の掛け合いがユーモラスに描かれていて、ほのぼのした感じが良く出ています。最後のお見送りの場面もなかなか楽し気で素晴らしいと思いました。短縮版ということで抽出されているのかもしれませんが、どこまでも明るくほのぼのした感じが全体を支配しているようです。最初の方の、お美津とトラックがぶつかる場面は結構インパクトがありますが、トラックにカメラがつけてあったのでしょうか。あと、2人で朝起きる時のシーン。タイヤのチューブが二人の枕になっているのは良かったです。当時の牧歌的な雰囲気も楽しめる映画でした。

2019.8.31 HCMC自宅にてパソコン鑑賞

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「フェアウェル」 アメリカ移民から見た中国家族

ネットを見ていると、今やっている「The Farewell」が評判がすこぶるいいことに気づき、見に行きました。その評価は、IMDBが8.1、Metascoreが89、Rotten Tomatoes に至っては99%。さすがに、このスコアだと気になります!言語は70%が北京語らしいのですが、まぁ、自分は英語より中国語の方が得意と思っているので、大丈夫でしょう。最近聞いていないので黴が生えてますが…。2019年公開の、ルル・ワン監督の作品です。
原題:The Farewell

あらすじ
 ネタバレですので注意してください!
中国系アメリカ人の作家ビリ(オークワフィナ)は、長春に住む祖母(シュウジェン・ザオ)と仲良しでした。ところが、父母から祖母は末期の癌にかかっており、余命数ヶ月であることを知らされます。しかし中国の習慣から、この事実は本人に知らされておらず、ちょうど、日本に住むビリの従兄が長春で結婚式を挙げることになったので、これを機会に祖母との最後の交流の意味を込めて親族一同長春に集まることになりました。ところが、ビリだけは、取り乱すといけないからとニューヨークに残るように言われてしまいます。

ビリは、両親には告げずに別の便で長春に向かい、無理やり親族の集まりに合流し、秘密を祖母には明かさないということを皆に誓いますが、告知に関して度々両親や親族と衝突することになります。中国での価値観は、当人の精神的負担を周囲の人々が分担するという、集団尊重の価値観であり、アメリカの個人を尊重する価値観とは異なるというのが対立の根本にありました。祖母も夫の死にあたっては同様の行動をとっていたのでした。結婚式は大いに盛り上がって無事終わり、その夜祖母は、ビリに紅包を与え、自分の夢を追うために使う様にと伝えます。そして、皆はアメリカ・日本のそれぞれの家に帰っていったのでした。

後日談:6年後、祖母は健在です!



The Farewell

この映画は、評価が高いという先入観を持って力みかえって見に行くと肩透かしを食うと思います。きわめて単純なコメディだと思いました。ただ、アメリカ映画という意味も含め、いろいろな文化を持つ人の視点から見ると、それぞれ感慨深いものがあると思います。この映画は、「実際の嘘に基づく物語」というテロップで始まります。これは、監督のリリ・ワンの実体験に基づく物語で、リリ・ワン自身、6歳の時にアメリカに移民していますから、主人公のビリは彼女そのものということになります。非常にプライベートなコメディなのでした。

コメディの要素のある程度の部分は、中国とそして、日本も含めたステレオタイプの表現で笑いを取っていきます。監督自身はそのステレオタイプの実際を百も承知でしょうから、それは意図したものでしょう。ビリが長春に着くと、荷物を持とうと沢山人が集まってきますが、実際今ではそんなことは無いですね。この辺りから始まっていかにもありそうなことから無さそうなことまで、いわゆる「あるある」が詰め込まれています。そんな中国からのアメリカと日本への、移民を持つ親族と家族の物語。そして、物語の本筋は、がん告知を巡っての家族のありかたの物語でした。

日本から結婚式に向かった愛子も、いかにもステレオタイプを演じていて、是非云々よりも、日本人の雰囲気ってこんな感じかな?と、いかにも解らせられた感じがしました。私は、がん告知を巡る葛藤の物語以上に、中国・アメリカ・日本を巡る移民の実生活と逞しさを感じました。どこに行っても目立つ中国人の逞しさではあるのですが、日本人もまた違った形で逞しいと思います。その力の根源として、家族を中心とした繋がりが確かに存在するということを改めて気づかされる作品だと思いました。軽いタッチで、かつ説得力のある映画だと思いました。

ちなみに、ビリを演じたオークワフィナのコメディエンヌぶりがけっこう笑えました。そして、話していた北京語は、ネイティブでないという役柄だけに、私にとってはかなり解りやすかったです。

2019.10.24 HCMC CGV Cinemas Vincom Dong Khoi にて鑑賞

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「サハラ戦車隊」 砂漠戦ならではの一幕の戦争ドラマ

第二次大戦の北アフリカ戦線を舞台にした戦場ドラマ。大戦中の製作で、きっと戦意高揚の意味もあったのではないかと思います。1943年のゾルタン・コルダ監督による作品で、イタリア兵役のJ・キャロル・ナイシュが、オスカーの助演男優賞候補にノミネートされました。

あらすじ
1942年の北アフリカ戦線。戦闘の終わった砂漠に、1台の米軍戦車が取り残されていました。ガン軍曹(ハンフリー・ボガート)以下三名は、無線の命令に従い仲間と合流すべく、砂漠を南下し始めます。途中で砂漠を徒歩で様よく英軍兵士六名や、捕虜として合流を望むイタリア兵(J・キャロル・ナイシュ)、そして彼らを戦闘機で急襲したものの捕虜となったドイツ兵が加わり、僅かに水の出る廃虚に辿り着きます。一行はなけなしの水を分かち合うと、付近に水の欠乏したドイツ軍部隊が存在することを知り、部下の一人(ブルース・ベネット)を近くの本部に急行させる一方で、ドイツ軍と対峙しました。

水の欠乏するドイツ軍は攻めてはきますが、一方で水を求めて交渉にもやってきます。ほとんど枯れかけている水を大量に湧き出していると見せかけ交渉しますが、条件があわず、ドイツ人捕虜の内通と反逆もあり、ガン軍曹の部隊は戦闘で次々と倒れ、やがて水も枯れてしまい、全滅かと思われたころ、総攻撃に転じたドイツ軍部隊が、一転全員降伏して水を求めて殺到してきました。ところが、枯れてしまったはずの井戸が、ドイツ軍の砲撃が命中した影響でいつの間にか水をたたえており、そこに殺到するドイツ兵を複雑な面持ちで見つめるガン軍曹。一方で、命からがら本部にたどり着いた伝令の部下が、部隊を率いて戻ろうと進軍していると、向こうからわずかの兵士で大量の捕虜を抱えたガン軍曹がやって来るのでした



サハラ戦車隊

第2次大戦のアフリカの砂漠戦を舞台とした戦争映画で、1943年製作。エル・アラメインの戦いの翌年になります。内容は、大戦前、1937年のソ連映画「The Thirteen」のエピソードを基にしているとのことです。そういった戦場エピソード的なストーリーで、子供の頃よく見ていたコンバットに似た雰囲気を感じました。あれは子供ながらになぜか大好きでした(笑)。戦車隊という題名ですが、隊は出現しません。特徴的なM3中戦車です。これを襲う戦闘機は、メッサーシュミットでも、フォッケウルフでもなく、P-51ムスタングということでした。さすがに大戦中なので、枢軸軍側の兵器は入手できないですね。

ストーリーは、手に汗握るというよりは、いろんな出自の兵士たちの駆け引きが楽しめるもの。アメリカ・イギリス・ドイツ・イタリアと、それぞれの軍の特徴なんか、ステレオタイプ的なものではありますが、良く表現されおり、また一人一人の兵士のキャラクターもうまく演じ分けられていて、大変面白く感じます。俳優陣では唯一、イタリア兵役のJ・キャロル・ナイシュがアカデミー助演男優賞ノミネートということですが、なるほどいい味出しています。それにしても、戦時中に、戦後に作られたと言ってもおかしくないような、戦場のエンターテインメントアクション映画を作れるところとか、さすがハリウッドというところですね。

2019.6.30 HCMC自宅にて Amazon Prime よりのパソコン鑑賞

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「死霊船 メアリー号の呪い」 呪われた船を買った家族のシチュエーションホラー

当地でひっそりやっていたアメリカのホラー映画。いざ見に行ってみると、俳優陣が意外に豪華であることに驚きました。ストーリーは、ヨットの航海で悪霊に襲われるというホラー映画で、2019年のマイケル・ゴイ監督の作品です。
原題:Mary (2019)

あらすじ
フロリダのコーストガードで、サラ(エミリー・モーティマー)は呆然として取調官(ジェニファー・エスポジート)の尋問を受けていました。それは、カリブ海でヨットが炎上し、数名が亡くなった事故に関すること。サラと子供たちは無事だった様子です。

デイヴィッド(ゲイリー・オールドマン)は、フィッシングツアーの雇われ船長でした。ある日、彼はヨットクルーザーの出物のオークションを見つけると、将来の家族の絆の強化と、ヨットを利用した観光で安定収入を得るためにとサラを説得、このヨットを購入します。しかし、このヨットメアリー号は、乗員が消失し洋上で漂流しているところを発見されたものだったのです。デイヴィッドとその家族たちは、早速ヨットを整備して処女航海に出かけることにしました。集まったのは、2人の娘のリンジー(ステファニー・スコット)とメアリー(クロエ・ペリン)、リンジーの恋人のトミー(オーウェン・ティーグ)、そして航海士で友人のマイク(マヌエル・ガルシア=ルルフォ)の総勢6名。しかし、出航前から不気味な現象が始まりつつあったのでした。

出航してしばらくは、平穏な航海が続きますが、その陰で悪霊の不穏な動きが現れていました。そしてある夜、取りつかれてしまったようなトミーが、ナイフを持って錯乱します。デイヴィッドは彼を寄港地で降ろしましたが、その後首を吊ったとの知らせが入りました。寄港地からの出航後も怪奇現象は続き、サラはこの船が過去3回も、乗員が消失し漂流していたことを書類の中から見つけ出します。そして、デイヴィッドはその地点が一定のエリアであることを承知していましたが、サラの糾弾を将来の家族の為と遮りました。そして、当直のマイクも豹変し、幌や運航装置をすべて破壊してしまいました。

マイクを部屋に閉じ込め、正常な航路に戻すべく努力するデイヴィッドですが、トミーの亡霊に助けられたマイクが部屋から抜け出すと、デイヴィッドとサラを海に放り投げてしまいます。なんとか這い上がって船に戻った二人は、マイクを殺害しますが、デイヴィッドは悪霊に襲われて息絶えます。残されたサラは信号弾で応戦。娘二人とともに、救命胴衣をつけて海に飛び込み、船から離れると救助を待ったのでした。



Mary

この映画は、冒頭でかなりの部分のストーリーが語られます。洋上で燃えているヨット。憔悴したサラとその取調べ。子供たちは助かっていること。前回の漂流事故の捜索状況など。そして、不気味にクローズアップされる船首像から、悪霊のご本尊が船であり船首像であることが示唆されます。そして、結局これ以上の謎は出てこないので、ストーリー的には既知のものを改めてサラの証言で追っていくという形の、極めて安心のホラー映画でした。グロもほとんどありません。

恐怖の呼び起こし方については、心理的なものはほとんどなく、こけおどし効果に終始しています。大きな音とか、それに伴う、悪夢の中に現れる悪霊とか、壁に浮き出る悪霊とか…。あまり身体的危害を伴わず脅されるのが多いです。確かに一度脅かされると、次はいつ来るかと身構えるワクワク感はありますが、どれも大きな音を伴っていかにも脅しにやって来るので、毎回、失笑してしまうという…。まぁ、それもホラーの楽しさではありますが。

おまけに、俳優陣がこの手の映画にしてみればかなり豪華という作品。オスカー俳優のゲイリー・オールドマンを始め、メジャー作品の出演も多い、エミリー・モーティマー。水着姿が眩しいステファニー・スコットなど。B級低予算ホラーというには豪華でした。ステファニー・スコットの水着姿も良かったのですが、この映画の中では場面によっては年齢不詳感もあるエミリー・モーティマーが、タンクトップ姿でずっと出ているのも、おとなの色気を感じて良かったです(笑)。全体として、ストーリーやホラー感については見どころはかなり乏しいと言わざるを得ませんが、安心して楽しめるし、海の風景も奇麗なので、時間の無駄であったということではありませんでした。

「未体験ゾーンの映画たち2020」にて、日本公開されました。

2019.10.22 HCMC LOTTE CINEMA NOWZONE にて

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「破局」 ヘミングウエイ原作の緊迫のサスペンス

ヘミングウェイ原作ということ以外、全く知識なく見始めた映画です。見始めると、面白く凝ったストーリー展開に、目が離せなくなりました。1950年のマイケル・カーティズ監督による作品。原作は1937年に成立した長編小説の"To Have and Have Not"です。

あらすじ
モーガン(ジョン・ガーフィールド)は、小さな船を手に入れ、漁業を行っていました。しかし仕事が思わしくなく、船さえ手離さなければならない状態になっていました。妻のルーシー(フィリス・サクスター)は、故郷の農場の仕事をと彼に進めるのですが、彼にとっては海以外の仕事は考えられませんでした。

ある日モーガンは知り合いの男をメキシコまで運びますが、彼にはレオナ(パトリシア・ニール)という女性もついてきました。その帰り、男が消えてしまって帰りの経費が捻出できなくなったことから、ダンカン(ウォーレス・フォード)に持ち掛けられ、高額な報酬で中国人の密航者を乗船させます。しかし、彼らと船内でもみあいになり、ボスをを誤って射殺。密航者をすべて降ろし、レオナと帰途につきますが、帰ってみると事件を察知した警察に船を差し押さえられ、日々酒におぼれるようになっていきました。

妻のルーシーは夫を心配し、少しでも収入を得ようと内職に励む毎日。しかし、十分な稼ぎにならず、ついに借金のかたに船を手放さないといけない日がやってきました。モーガンは、再びダンカンの斡旋で、強盗の逃走を助ける仕事を請け負い、ルーシーはそれを知って、彼の元を去る決心をしました。当日強盗に成功し船に乗り込んできた一味は、親友で助手のウェズリー(ファノ・ヘルナンデス)を射殺してしまい、モーガンは洋上で故障とみせかけギャングと銃撃戦を決行。モーガンは全員を斃したものの自身も被弾し、片腕を切断しなければならなくなります。

再び帰港したモーガンは港で待つルーシーに許され、駆け付けたレオナには取り合わず家族の元に戻りました。人々が去ってしまった港には、ウェズリーの息子がただ一人、父の死も知らされず立ちつくしていたのでした。



破局

いや、ついつい見入ってしまうサスペンスでした。生活に困窮し、船を手放す危機に瀕しながら、漁師しか取り柄が無いと頑なに船長を続け、悪の道に引き入れられていくモーガン。しかし悪に加担すると思いきや、2度とも悪と対峙することになりました。

転落寸前から二度まで復活し、最後まで良心を失わなかったモーガンの心を支えたのは、妻のルーシーの支えと、妻子を思う心であったと思います。そして、妻子とは相対する存在でありながらも、レオナの方も、少なからず支えていたように感じました。最終的に彼女の意に添うようにならなかったにしても、そこには幾ばくかの人の絆があったと感じます。奔放なパトリシア・ニールと、夫に尽くすフィリス・サクスターの対照的な2人の女性が印象に残りました。

マイケル・カーティズ監督。この映画では、眼を離させない緊張感のあるフィルム・ノワールを仕上げていると思います。そして、ジョン・ガーフィールドが苦悩する男を素晴らしい演技で演じています。ちょっとカッコ良すぎるこらいです。男女関係も含め、いろいろと見どころの多い名画だと思いました。

モーガンとその家族にとっては良い結末でしたが、それは手放しで喜べないような様々な犠牲の上にあったことが深い余韻を残します。そして、最後のウェズリーの息子の呆然とした姿に、やり場のない侘しさを感じました。

2019.9.15 HCMC自宅にてパソコン鑑賞

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「Ghost in the Graveyard (2019)」 魔女と戦う抒情的ホラー

当地ベトナムで公開されたホラー。いかにもホラーらしいチラシでしたが、内容はかなり大人しく、むしろ抒情的とも言ってもいいくらいの、穏やかなホラーでした。2019年のチャーリー・コンパレット監督脚本による作品ですが、彼の初監督作品でもあります。

あらすじ
ある小さな町の墓地で、子供たちが「墓場の幽霊」というかくれんぼの様な遊びをしていました。サリーはうまくかくれて誰も見つけられず日が暮れてしまい、皆と合流したところで本物の幽霊に襲われてしまいます。そして、マーサという少女が犠牲になって死んでしまったのでした。

10年後、町を離れていたサリー(ケリー・ベルグルンド)が帰ってきます。学校で、当時一緒に遊んでいたゾーエ(オリビア・ラーセン)たちと会いますが、ゾーエたちはその夜の真相と、サリーがなぜ今まで消えていたかを問い詰めます。そして、彼らの前に小さなマーサの幽霊(シロー・ヴェリコ)が度々現れるようになり、町では不思議な事件が起こり始めました。父のチャーリー(ジェイク・ビジー)は帰って来たサリーを歓迎しますが、事件が起こるにつれ、周囲に少しづつ今まで隠していたことを語り始めます。それは、サリーの出生の秘密であり、墓場の魔女たちに関することでした。サリーの家には小さな赤ん坊のリリーがいましたが、彼女を守るべく父はサリーに秘密を明かし、一人魔女の跋扈する墓場に向かいますが…



Ghost in the Graveyard

開始早々寝落ちしてしまったので、2回見ました(笑)。開始早々なので、これは映画のせいではありません。そして、ストーリーの核心が、映像よりも強いアメリカ英語で、長々語られてしまうので、ポイントをかなり聞き落としているかもしれません。それでも、この映画は映像が大変美しいし、音楽も節度があり、ホラー的な脅しもありますが、かなり抑制されていて、少女とティーンたちを軸に話が進む展開で、すごくインパクトを与える映画ではないものの、好ましくまとまった感じのホラーだったと思います。この映画の雰囲気はかなり気に入りました。

そういう事情ですので、詳しいあらすじもかけないのですが、断片的にネタバレ的ポイントを書くと、冒頭少女時代の事件には背後に魔女のような物の跋扈が見られます。突然帰って来たサリー、そこからマーサの幽霊が出現し始めます。ゾーエの母親は、呪術的な本を持っており、怪しい言葉でサリーに接します。サリーは父の子ではなく、何か偉大なものから授かったように話されているようです…と思います。サリーは父から邪悪なものを退治するためのナイフを授かります。そして、魔女たちとの闘い、怪しいゾーエ母と操られているゾーエ、介入するマーサ…といった具合でした。

美しい映像は、緑の多い丘の墓地に、いろんな角度から俯瞰するような、凝った映像。サリーとゾーエの2人の女性を引き立てるような映像、そしてマーサの霊は一見恐ろしい感じですが、少女らしさも垣間見るような動きなどなど、B級ホラーとは思えないビジュアルだったと思いました。ベテラン俳優といえば、ジェイク・ビジーが目立つくらいだと思いますが、出演者はそれぞれいい演技だったと思います。という訳でB級ホラーとは一線を画している感じのホラーなのですが、日本公開は無理ですかね。せめてDVD化は期待したいところです。ネットかな…。

2019.10.19/20 HCMC LOTTE CINEMA NEWZONE にて

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プロフィール

torrent13

Author:torrent13
映画は見たり見なかったりの時を過ごしてきましたが、現状ベトナム在住で、時間があるので、主にネットで見ています。昔はSF映画と、ミニシアターが好きでしたが、その後は西部劇、そして、最近では邦画や古いハリウッド映画などにも見る範囲を広げてきました。

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