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「47メーターズ・ダウン: アンケイジド (47 Meters Down: Uncaged)」 ”海底47m”の続編が公開です。

映画館での新作鑑賞です!前作の「海底47m」も、当地で見ていたのですが、続編が登場したとのことで、縁あってこちらでの公開初日に見に行くことにしました。サメ映画なら日本語無しでもなんとかなります(笑)。監督はヨハネス・ロバーツ。2019年の米英合作作品です。

あらすじ
サーシャ(コリーヌ・フォックス)は、義妹のミア(ソフィー・ネリッセ)、友人のアレクサ(ブリアンヌ・チュー)とニコール(システィーン・スタローン)を誘って、秘密のラグーンに行くことにしました。それは、水没したマヤの町と繋がっていて、父のグラント(ジョン・コーベット)と彼のスタッフたちが、翌週の考古学者たちの来訪に備え、準備をしているところでした。彼女たちはダイビングギアを身に着け、ラグーンの奥深くの水没した神殿に入っていきました。ところが、神殿は盲目のサメの巣窟で、彼らを刺激したため、作業をしていたスタッフの一人が餌食になり、また混乱の中で入り口に戻る通路も塞がれてしまったのでした。

彼女たちは、迷宮の中を泳ぎながら別の出口を見つけ、ミアも一人で父親を探してあてて合流、全員絶壁に囲まれた水面に浮上することができました。一人ずつロープを使い、地上に出ようとしましたが、足元にサメが現れニコールがパニックになりアレクサを押しのけてロープにしがみつきますが、2人の体重にはロープは耐え切れず、結局ロープは失われ、落ちたニコールはサメの餌食となってしまいました。混乱の中でグラントもサメに食われてしまい、残った三人は再び出口を求めて水中を彷徨います。今度は水中の激流に遭遇し、3人はバラバラに。そして、アレクサはサメにも遭遇してダイビングギアを失って溺れてしまい、サーシャとミアはなんとか再び合流すると、ついに洞窟を抜け出して海面に浮上することに成功しました。

しかし、新たなる試練が2人を待っていたのでした…。



47 Meters Down Uncaged

海底47mの続編ということで、サメパニックに期待して見ました。主人公は、ミア。ちょっと虐められている感じで、いきなり学校のプールに制服で鞄を持ったまま落とされています。家庭も複雑そうで、引きこもりがちなミアを、サーシャや友達が元気づけ、ダイビングをすることに。そして、映画が始まってしばらくは、ハイティーン女子の明るく楽し気な場面が続きます。そして、海底の迷宮で暗転。あとは、最後までサメと海底の恐怖で押しまくるという形。前作はいろいろと凝っている部分がありましたが、今回はサメパニックを中心に押しまくる展開でした。それはそれで良かったと思います。

この映画のもう一つの注目は、シルヴェスター・スタローンの娘、システィーン・スタローンの映画初出演という話題。可愛らしいとかで注目される役ではなく、ちょっと蓮っ葉かつイケイケ感のある役。きっちりこなしていたと思いました。他の3人がダイビングスーツを着て潜っている中で、一人だけ白いビキニというのも、潜水シーンの中で顔が映らず、後ろから追いかけて映す機会が多いという中で、白い布切れがよく目立っていたと思いました(笑)。ヒロイン役のソフィー・ネリッセは、ここでは受賞歴も多く格上感ありですが、ちょっと鈍重な役どころ。水着ではちょっと体型が…という感じでしたが、これは役作りでしょうか?

ラストは、残った2人と、サメのガチの戦い。なかなか迫力がありました。結局、4人のハイティーン女子の水着シーンと、サメパニックで押しまくるアクションという映画で、最後まで緊張感が途切れず、楽しめた映画だったと思います。盲目のサメという設定とか、ダイビング的な部分も含めて、いろいろと突っ込みどころもあるかとは思いますが、そこは置いておいて、頭を空っぽにして楽しめる映画だと思います。サメの造形も、傷だらけでしつこいという悪役ぶりが徹底していましたし、結構好きです。

2019.9.26 HCMC Vincom Đồng Khởi (GOLD CLASS) にて鑑賞
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テーマ : 映画レビュー
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「昭和おんなみち 裸性門」 作家性の高い日活ロマンポルノ

日活ロマンポルノと一言で言っても、中には作家性の強い作品とか、単純に娯楽だけとかいろいろです。この作品はその中でも作家性の強いものにあたるのではないでしょうか。1973年の曽根中生監督、大和屋竺脚本になる作品です。

あらすじ
時は大正時代。桂川実篤(長弘)は政財界の大物でしたが、子宝には恵まれませんでした。実篤は護衛役の藤堂(江角英明)に将来の地位を約束し、その恋人しの(梢ひとみ)を強引に妾にすると、しのは男女の双生児を生みます。男児は桂川家に世継ぎとして引きとられ、女児はしのと共に追い出され、藤堂は出生の秘密が漏れないよう、監視役として桂川家を出ました。

それから十九年後のある日、藤堂は臨終のしのからの手紙を受け、しのの許へ急行しますが、しのは間もなく息を引きとり、しのの娘の鏡子(梢ひとみ・二役)を連れ帰ります。ある日鏡子は、娼婦になりたいと言って藤堂の制止をきかず家を出、一度は説得に娼館に向かいますが、彼女の決意を変えることはできませんでした。しばらくして、娼館に現れた桂川浩義(沢田情児)という青年と知り合い、互いに双生児という関係を知らず、愛し合うようになります。ある日、鏡子は浩義の招きで桂川家へ遊びに行くと、実篤は鏡子を見て、しのの娘であることを悟り、藤堂を呼び寄せる一方で、鏡子を消そうとも図りますが、藤堂は実篤が放った刺客から、鏡子を守り、初めて鏡子に出生の秘密を告げると、単身で桂川家に乱入しますが、返り討ちに会います。そして鏡子も桂川家を訪れ、車の中の実篤を見つけると、深くナイフを突き立てるのでした。



昭和おんなみち 裸性門

日活ロマンポルノの一作ですが、曽根中世・大和屋竺によるストーリー性の高いもの。話の展開や、挿入されるエピソードなどはかなり凝っていて、興味深く見られました。ただし、エロス度はあまりにもボカシが多くて、少々興ざめ。もう少し何とかならんかという感じ。しかし、前景の剣術の防具の奥から浮かび上がってくる、藤堂と鏡子のセックスシーンとか、海辺のボート上でのセックスシーンとか、普通のロマンポルノの濡れ場映像とは一線を画した、素晴らしい官能表現の絵になっていました。そういった、かなり凝った場面がいろいろと埋め込まれ、感心した次第です。

娼館の立ち並ぶシーンは、宮下順子の赤線玉の井…のセットを思い出しますが、ちょっと違うのかな?娼館のシーンはいろいろと愛憎劇の面白い場面も多かったのですが、乱闘になるとさすがに師範。藤堂が強すぎです。いくつかのエピソードは、女性の情の深さが強烈な印象を残します。また、老いた「しの」の恨みの表情や、先の藤堂と鏡子のセックスシーンなど、一つ一つの場面が、画面の迫力もさることながらも、強い情念がほとばしるので、さすが曽根・大和屋コンビと思いました。

全体ストーリーを通して見ると、鏡子の動機などちょっとわかりづらい部分も有ったりして、時々悩みますが、運命のいたずらや、女の情を巧みに表現した映画で、なかなか面白く感じました。若松孝二監督ともつながり、強い個性の曽根監督と大和屋竺の作品。当時のアングラな雰囲気としての、日活ロマンポルノが楽しめました。こういった流れの中の作品は、いろいろと作られていると思うので、また機会があれば、是非見てみたいと思います。

2019.9.3 HCMC自宅にてパソコン鑑賞

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「ドノバン珊瑚礁」 映画は楽しくあるべきという楽しみ方

以前にテレビ放送されていたもので、録画しておいたものをやっと鑑賞。ジョン・フォード監督で、ジョン・ウェインが主演の作品です。その題名や、監督・主演を見ててっきり戦争物かと思っていたのですが、全然違いました…。1963年公開の映画です。

あらすじ

ボストンの富豪令嬢アミリア(エリザベス・アレン)は、伯父が死んだため汽船会社を相続することになりますが、父であるディダム医師が多額の株を持っていたため、自由に経営ができず、父のいる南海の孤島に出かけることになります。そのころ島では、父の親友ドノバン(ジョン・ウェイン)が「ドノバン珊瑚礁」という酒場を経営しているところに、旧知の悪友ギルフリー(リー・マーヴィン)が島に舞い戻って来て、ドノバンと派手なけんかに明け暮れていました。一方でディダムは実は島に流れ着いたあと、地元の女性と結婚し、3人の子供をもうけていましたが、すでに母親は亡くなって男で一人で育てているという状況なのでした。

ドノバンたちは、ディダムを窮地から救うために、3人の子供はドノバンの子供であることにして、アミリアを迎え入れ、彼女も子供たちとすぐに仲良くなりますが、狭い島の中、いろいろと行き違いがある中で、さすがにすぐにばれてしまい、彼女は事情を察知してしまいます。そして、彼女は島の医師として残った父親の事情や子供たちや母親のことを理解し父と和解、さらにドノバンのプロポーズも受入れ、すべては幸せに収まったのでした。



ドノバン珊瑚礁

戦場物と思っていたところで、実際見始めたら南海のコメディでしたので、まず自分的には落差が大きかったのでした。内容としては場所を南海の島としていますが、酒場が舞台になるところなど、別に西部劇でも通用しそうです。そして、ジョン・ウェインのコメディなので、この役柄にしろ彼自身の雰囲気にしろ、ちょっとガサツな男という感じは、西部ではしっくりきますが、南の島ではちょっと違和感を感じてしまいました。そしてこのコメディは、会話やストーリーからの要素もありますが、ある程度はジョン・ウェインを中心とした殴り合いやドタバタ喜劇の要素も強いもので、もはやちょっとセンスが古いかなというを感じもします。

最後にはこの南海の島に訪ねてきた貴婦人と仲良くなってしまうのですが、ストーリーの中での必然性はそれほど感じさせず、ちょっと取ってつけた感もありました。ということでこの映画はむしろ、ドタバタと会話を楽しめば良し、肩の凝らないコメディとして、気軽に楽しみましょうという映画だったと思います。そして、情景としては日本や中国の異国情緒もふんだんに織り込みながら、南海のリゾート的雰囲気の中で展開されるというサービスは満点でありました。

ヒロインのエリザベス・アレンさんは、映画では出演作はそれほど多くないようですが、テレビドラマや舞台など幅広く活躍された女優さんのようで、この映画からも堅実な雰囲気が伺えます。ジョン・ウェインとのバトルや海に落ちたりなど、体当たりの演技を見せてくれていて、この映画は彼女の代表作として認識されているようです。大作である「シャイアン」にも出演しているようですが、そのあたりだと脇役に回ってしまうので、彼女の楽しい演技を見るという意味では、この映画がベストかもしれません。

2019.7.28 自宅にてNHK BS Premiumの録画を鑑賞

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「暗黒街のふたり」 ミシェル・ブーケの怪演が特筆される

実は、このあたりの映画は昔よく見たのですが、最近たまたま録画してあったので何となく見てしまいました。結果、見たような見てないような…。でも、後で確認したら見たという記録を取ってあったので、内容をかなり忘れてしまっていたということでした。1973年のフランス映画で、アラン・ドロンとジャン・ギャバンの競演。 ジャン・ギャバンにとっては、最後期の作品になりますね。

あらすじ

ジーノ(アラン・ドロン)は銀行強盗の首領として逮捕され服役中のところ、保護司のジェルマン・カズヌーブ(ジャン・ギャバン)の尽力で出所することになります。美しい妻ソフィー(イラリア・オッキーニ)の出迎えを受け、過去の悪行とは全く足を洗っての新生活を始めました。昔の仲間も手を組もうと訪ねてきますが、きっぱりと断わるジーノ。ジェルマンも交えた家族ぐるみの付き合いが続きますが、突然、交通事故でソフィーを亡くすという悲劇が襲います。

時は流れ、ジーノはジェルマンの住むモンペリエに移り、印刷工場で働くようになりました。そして、新しい恋人ルーシー(ミムジー・ファーマー)もできたところで、モンペリエにゴワトロー警部(ミシェル・ブーケ)が赴任してきます。彼はかつてジーノを捕らえた警部。再び面倒を起こすはずだと執拗な監視し、何かあれば罪をでっち上げジーノを拘束するようになります。潔白なジーノですが、ゴワトローの行動はエスカレートし、ついには彼のプライベートに踏み入り、ルーシーまで脅迫するようになると、さすがにジーノの怒りは爆発。ゴワトローをもみあいの上絞殺し、ジーノは逮捕されてしまいました。

裁判は、関係者の尽力にもかかわらず、圧倒的に不利。陪審員や判事も死刑の求刑を覆すことには全く無関心の状況で、大統領への恩赦嘆願もかなわず、ジーノは旧態依然たるギロチンの刑に処せられるのでした。



暗黒街のふたり

2回目の鑑賞であったのですが、こんなにも覚えていないものかと自分の記憶の不確かさを改めて認識させられた次第でした。この映画はジャン・ギャバンとアラン・ドロンが繰り広げるノワール系の人間ドラマで、いかにもこの2人の映画だという雰囲気です。ただし、「暗黒街のふたり」という邦題はギャング映画であるかのような誤解を招きますね。原題の意味は、「街の二人」で、暗黒という単語は入っている訳ではありません。そして、共演するイラリア・オッキーニやミムジー・ファーマーにしても、この時期のフランス映画だなという雰囲気が満載で、懐かしい感じがします。

そして、やはりミシェル・ブーケのゴワトロー警部が、この映画の登場人物の中では最も強烈ではないでしょうか。ここまで嫌な役を憎たらしく演じきるのも大したものだと、おおいに感心しました。並みのストーカー以上の付きまとい方は、普通の思考を超越しています。しかも権力側の人間です。そして役柄のみならず、顔かたちまで憎たらしく見えてくるという徹底ぶり。アラン・ドロンに殺害されてしまいますが、普通に留飲を下げてしまいました。お見事です。その後は法廷のいい加減さなんかも描かれますが、やはりこのミシェル・ブーケの憎たらしさに尽きると思いました。

さて、私は2000年代初頭に、この時期のフランス映画やイタリア映画を、テレビ放映に任せて良く見ていたのですが、これもその中の1本でした。この時期に見た映画は結構数もあるのですが、ほとんど記憶に彼方に行ってしまっているので、どれがどれだか解らなくなってしまったようです。そして、実際に再見してみると、当時の雰囲気も思い出して懐かしいのでした。

2019.7.28 自宅にてNHKBS Premium の録画鑑賞

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「間諜」 1937年製作、ヴィヴィアン・リー初期のスパイ映画

ヴィヴィアン・リーの初期の作品で、「風と共に去りぬ(1939)」より前の作品になります。ヴィヴィアン・リーの演技は複雑な性格の女性を迫真の演技で見せるようなイメージがあるのですが、まだこれは大女優になる以前で、ただただ彼女の美しさが体験できます。1937年ヴィクター・サヴィル監督によるイギリスでの作品で、題名の通りスパイ映画です。

あらすじ

ストックホルムで衣装店を営むマドレーヌ(ヴィヴィアン・リー)は、頻繁にパリで新衣裳を買い付け、ストックホルムに戻ると「伯爵夫人」の許に持参していました。実は、「伯爵夫人」邸はドイツ諜報部の司令部で、フランスの協力者からの連合軍の機密情報が衣装に織り込まれていたのでした。マドレーヌはストックホルムでは、病気休暇中のドイツ将校マルイッツ(コンラート・ファイト)と時々晩餐を共にするうちに、マルイッツはマドレーヌに結婚を申し込むに至り、一方で、イギリス諜報部員のカーター(アンソニー・ブッシェル)もマドレーヌのことを調査しつつ、彼女に恋心を抱いていたのでした。

ところが、マドレーヌの情報に基づき進軍したドイツ軍は、連合軍に裏をかかれ敗北を喫すると、ドイツ側はマドレーヌに、協力者と接触し正しい情報を得るようにパリに向かわせます。彼女はフランスに着くと直ちに逮捕され護送されますが、実はマドレーヌは連合軍側のスパイであり、ドイツ軍に偽の情報を流していたのでした。引退したいと申し出るマドレーヌですが、ドイツ軍のスパイ網の把握のために再びストックホルムに向かうように命じられ、再びストックホルムに戻ると、マルイッツと接触しますが、英国スパイのカーターからマルイッツこそがドイツの諜報部長であることを知らされ、マルイッツにも彼女が連合軍のスパイであることが発覚してしまいます。

マルイッツは、マドレーヌの衣装店を襲い拉致を試みますが、カーターの機転とカーターの報告を受けたスウェーデンの警察本部の出動で彼女を保護し、スウェーデン船で護送。一方マルイッツは潜水艦に乗り込みんで追跡、スウェーデン船を停めてマドレーヌを逮捕しようとしますが、そこにイギリスのQシップが出現、ドイツ潜水艦を撃沈したため、マルイッツは捕虜となりイギリス艦に移されたのでした。



間諜

原題は「Dark Journey」、第一次大戦末期を舞台に、ヴィヴィアン・リーをヒロインとしたスパイ映画でした。何より、ヴィヴィアン・リーの美貌と、いつ正体が暴かれてしまうかという緊張感が見どころでした。スパイ映画のご多分にもれず、設定が複雑になりがちなので、前半は筋を追っていくのに努力を要しましたが、盛り上がってからは緊張感が高まっていきます。そして、虚々実々が絡み合い、二転三転のラストに、まさにスパイ映画の醍醐味を楽しむことができました。

主役のマルイッツ男爵とマドレーヌが、出会い愛し合うというストーリーですが、そもそも最初からマルイッツ男爵が怪しすぎなのです。マルイッツ役は、コンラート・ファイトで、あのカリガリ博士の怪人チェザーレ。ますます怪しさが募ります。という訳で、コンラート・ファイトがマドレーヌに近寄り口説きますが、当然素直に見ることができず、どこまで本心か解らないという2人の会話を見ながら、スリルを味わうことになってしまう訳です。そして、ラストに向けて双方組織の総力戦に繋がっていくあたりは、一気に緊迫していく見どころでした。

最後は、Uボート対Qシップの対戦が見られます。といってもQシップは小さな偽装船なので、軍備としてはUボートと格が違いますが、これもイギリス軍の知恵が最新鋭兵器のUボートを圧倒するというところが見もの。Qシップを描いた映画を見るのは初めてで、国旗を入れ替えるなどして、一気に武装化していく姿が興味深かったです。このQシップの存在がドイツ軍の戦術に影響を与え、結果として第一次大戦でのアメリカ参戦のよう遠因の一つとなっているとも言われ、ある意味スパイ映画とも良くマッチした存在で、いかにもイギリスらしいとも思いました。

2019.6.30 HCMC自宅にてAmazon Primeよりのパソコン鑑賞

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「前科おんな 殺し節」 池玲子・杉本美樹共演の娯楽作品

今回は、東映のアクション+エロス。頭空っぽで楽しみます。定番の池玲子・杉本美樹の共演で、女刑務所からスタートし、あとは、やくざがらみのアクションへ。三堀篤監督の1973年の作品になります。

あらすじ

羽鳥マキ(池玲子)は、大場興業の手によって殺された父の仇討ちに失敗、女子刑務所へ収監されました。マキは同房の木村夏子(風間千代子)、芦田かおる(片山由美子)、中川雪江(宗田政美)と懇意になる中で、女博徒の谷政代(杉本美樹)と対立します。そして決闘になった二人は長時間の死闘の結果、互いに友情が生まれるようになりました。数年後、出所したマキを、夏子、かおる、雪江の三人が出迎え、手持無沙汰な3人はマキの復讐に協力することにします。マキは体を売って資金を調達。米軍から武器を入手し、まずは大場興業と敵対している浜安組に近ずき、喧嘩をけしかけました。

一方で、政代は大場(葉山良二)の情婦におさまっており、マキを尋ね、復讐を断念するように頼みますが、マキは聞き入れません。そんなマキが大場に捕われた時、政代はマキへの友情から逃走を助け、逃げのびたマキは、大場の覚せい剤の取り引きの情報を浜安の鉄(地井武男)に知らせました。そして鉄は覚醒剤の横取りに成功。マキは自分の筋書通り、鉄の居所を大場に教えます。大場たちは、鉄の隠れ場を襲い、鉄を斃しますが、武装したマキたち四人が襲いかかり大場を殺害して復讐を果たし、覚醒剤も入手したところで、パトロンを殺された政代が現われ、再び2人の死闘が繰り広げられるのでした…。



前科おんな 殺し節

東映のエロチック・バイオレンス・アクションの1本。杉本美樹・池玲子のコンビです。そうなると、何はともあれ、二人の活躍とエロスが見どころで、どんなアクションと裸を見せてくれるかがお楽しみ。杉本美樹は全身をタトゥーで飾った日焼けした肢体のクールな女で、いつもながらカッコよく決めています。池玲子の方が今回は主役で、とらわれて縛られているところが見どころ。ふくよかな美貌と、鋭い目線を併せ持つ彼女が、女の怖さを解らせていきました。

ストーリーは、まぁまぁ、特に不満はありません。普通にアクションものでした。池玲子の取り巻き3人の中では、片山由美子さんが一番目立っていたかな?一方で、やられっぱなしの男の中では、ちょっと残念な役柄ですが、地井武男が爽やかなアクションぶりを見せているところが、異彩を放っていました。この展開だと、もう少し活躍しても良かったかなという感じです。何はともあれ、娯楽作品以外の何物でもない映画。懐古趣味も含めた、ひと時の楽しみでした。

東映のこのスタイルの映画は、それはもう沢山ありますので、ちょっと疲れた時に楽しんでいきたいと思います。

2019.8.31 HCMC自宅にてパソコン鑑賞

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「越境者」 無駄なく美しい映像にすっかり魅了される

久しぶりのピエトロ・ジェルミ、そして、久しぶりのイタリアのクラシック映画の鑑賞になります。「越境者」は、ピエトロ・ジェルミの初期の作品。フェリーニも原案・脚色と名を連ねています。そして、ベルリンの銀熊賞受賞作品。1950年の作品。原題は直訳すると、「希望の道」といった意味になるようです。

あらすじ
シシリアの硫黄鉱山のある町では、鉱山の閉山が鉱夫たちの抵抗も空しく実行され、多くの家族が収入を失うことになってしまいました。町にやってきたブローカーがフランスでの仕事の斡旋を始め、元鉱夫たちはなけなしの家財道具を売り払ってブローカー(サーロ・ウルツィ)に渡し、一行は違法な出稼ぎの旅へと出発します。

リーダー格は、三人の幼児を連れたサロ(ラフ・ヴァローネ)。そして、ならず者に落ちぶれたヴァンニ(フランコ・ナヴァラ)の内縁の妻バルバラ(エレナ・ヴァルツィ)など一行は約20人。途中バルバラの手配でヴァンニを拾い、本土に渡ると汽車でローマへ。しかし、ブローカーがナポリで旅費を預つたまま逃げようとした所をヴァンニが発見し、脅して連れ戻しますが、ローマでブローカーは混乱を発生させ逃走してしまいました。この騒ぎで、ヴァン二も逃走、一部の村人ははぐれてしまい、皆は警察に検挙され、帰郷を命ぜられます。

帰るにも帰ない一行は、トラックを雇いエミリアに向かい、一時的に農園のアルバイトに雇われますが、これは農場のスト破りとしての雇用だったことから、地元の農民たちが騒然となり、再び出発を余儀なくされました。絶望した一部の村人はシチリアへの帰路につき、残った数名がアルプス山麓の町まで到達します。これまでの道中で、バルバラはサロと打ち解け、3人の子供を母親代わりに面倒を見てきましたが、この町で再びヴァン二が合流。サロとヴァン二は雪の中で決闘になり、サロはヴァンニを刺し殺してしまいました。

一行は、吹雪の国境の峠に挑み、ここで鉱山の会計係であった老人を失いますが、ついにフランス側に到達、フランスの国境警備兵も彼らの惨状を悟ると無言で去り、一行は希望に向けて進んで行くのでした。



越境者

素晴らしい映像を堪能しました。これは、映画を見る醍醐味の一つと思います。全く、どのカットも雄弁に物語を語り、細かく計算され、惚れ惚れするような映画でした。ストーリーは、職を失った村人たちがブローカーに騙され、不法な出稼ぎに行くその苦難の道中で起こる事件を描いたものですが、展開に無駄がなく、また当時の世相も明晰に描かれ、きっちりと仕上がってます。そして、思えば、この内容。時代を経ても、世界中のどの地域でも未だに起こっている、普遍的な問題ということを改めて感じました。この映画は、ベルリンの銀熊賞以外にも、カンヌでもノミネートされていました。ネオレアリズモの流れの中での、ピエトロ・ジェルミの初期の社会派作品ですが、彼の作品はこの後鉄道員、刑事へと続いていきます。

そして、ここでは、エレナ・ヴァルツィが素晴らしいと思いました。美しく撮られているという事もありますが、複雑な役にいろいろな表情を添えて演じています。そして、やはりこの映画、或いはこの集団に入っているのが違和感があるくらい美しいと思います。彼女は後にこの映画のサロ役でもあった、ラフ・ヴァローネと結婚。その後は、家庭に専念したために引退してしまいました。残された映画は多くないのですが、また機会があればと思います。

頻繁に見る訳ではないのですが、でもその少ない機会のたびに、イタリアの古い映画はいいなぁと思ってしまいます。特にイタリア内で撮影された映画なのですが、明るいし、美しいし、人情味あふれているということでしょうか。見た本数も決して多くは無いので、まだまだこれからではあるのですが、ここにはこれからも楽しみが沢山あるような気がしています。そして、また次の機会を楽しみにしているのです。

2019.9.14 HCMC自宅にてパソコン鑑賞

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「黒の爆走」 オートバイチェイスによる軽めのサスペンス

久しぶりに、大映の黒シリーズを鑑賞してみました。全11作中で7作目になります。社会派サスペンスということで、当時の世相を反映しており大変興味深いシリーズです。1964年の作品で、監督を担当したのは富本壮吉でした。

あらすじ

白バイ警官の津田拓也(田宮二郎)が取り締まり中に、追尾していたバイクが追い込まれ、公園に侵入して子供をはねてしまいました。犯人の手がかりが乏しく捜査が行き詰る中で、責任を感じた拓也は、婚約者の麻子(藤由紀子)と協力して、勤務時間外にオートバイクラブなどを重点に、独自捜査を開始します。ある日、長距離のツーリングツアーを企画しているクラブと出会い、興味を持った拓也は、幹部の矢沢(千波丈太郎)たちのグループと懇意になっていきますが、彼は元プロレーサーで、拓也はこのクラブに怪しいものを感じていたのでした。

矢沢たちもすぐに拓也に警戒の色をみせ始めますが、拓也はそれを躱しつつ関係を続け、事故の時に犯人が来ていたジャンパーと同じ服を見つけると、拓也の推理は確信へと変わっていきます。やがてクラブの企画の大阪へツーリングに参加した拓也は、道中で参加者から実態を聞きながら、このツアーが、盗品オートバイの陸送を請け負っているものと確信。事故の日の行動も突き止めた時、ついに矢沢達に拓也が警官であることが発覚してしまいますが…。



黒の爆走

黒シリーズを見るのは2作目です。まだまだです。全11作ありますが、富本壮吉監督によるものは本作のみですが、全体で田宮二郎が7作品、藤由紀子が6作。そして、2人の出演は後半に集中しています。後に実生活でも結婚する2人です。藤由紀子の雰囲気は、サスペンス的な話の割には、明るく上品な感じでした。ストーリー展開は、バイク事故から盗品運び屋摘発に発展するもので、白バイ警官が自分の追跡が事故に繋がったと考え、良心の呵責を晴らすためにも意地になって犯人逮捕に執念を燃やすというものでした。

この映画の雰囲気は人間描写についても、比較的あっさりしていて、深刻なサスペンスの雰囲気は抑制的で、映画というよりは、ちょっとしたテレビドラマに近い感じだと思います。この時代の映画を見ると時々思うのですが、テレビの普及に従って仮に映画とテレビドラマとに別れていくとすれば、これはテレビの方向へと向かうストーリーの雰囲気だと思いました。ただし、オートバイでのチェイスシーンなどは迫力のあるしっかりしたもので、やはりそこは映画らしさを感じました。

改めて思い当たったのが、自分が小学校の時公園で遊んでいてバイクにはねられたこと。状況は違いますが、この映画とダブりますねぇ。しばらくこのことは忘れていましたが、何十年ぶりかで思い出しましたよ。相手は公園でバイクを乗り回していた中学生だったのですが。さすがに多少怪我をしたうえで、警察沙汰になりました(笑)。ともかくも、このシリーズは当時の社会のいろいろな風情が感じられて面白く見ることができると思います。

2019.8.26 HCMC自宅にてパソコン鑑賞

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「過去を逃れて」 恐ろしい美女と翻弄される男たち

ロバート・ミッチャムといえば、私はなかなか一筋縄ではいかないような性格のヒーローというイメージなのですが、これは初期のサスペンス映画です。しばらく彼の映画を見ていなかったこともあり、Amazon で見つけた時は懐かしかったので、思わず鑑賞しました。ジャック・ターナー監督による1947年の映画です。

あらすじ

ブリッジポートで恋人のアン(ヴァージニア・ヒューストン)と静かに暮らすジェフ(ロバート・ミッチャム)のところに、かつての依頼主で裏の世界に住むウィット(カーク・ダグラス)の部下のジョー(ポール・ヴァレンタイン)が訪ねてきます。そして、渋々彼の誘いに応じ、ウィットの屋敷に向かう途中で、車で送ってくれるアンにこれまでの経緯を語り始めました。

ジェフはかつてニューヨークの私立探偵でした。ウィットからの、金を盗んで行方をくらませた絶世の美女のキャシー(ジェーン・グリア)を探してほしいという依頼に、アカプルコに飛びキャシーを見つけます。そして2人は打ち解け、愛し合うようになると、ジェフはキャシーの金を盗んでいないという主張を信じて2人で逃げ、サンフランシスコに隠れました。しかし、ジェフの相棒が2人を見つけ出し、口止め料を要求しますが乱闘になり、キャシーが相棒を射殺して逃亡。ジェフはキャシーがウィットから盗んだ金の入った通帳を見つけたのです。

アンに話し終わると、一人でウィットの屋敷に入りました。そこには何とキャシーの姿もありました。ウィットは仕事をジェフに持ちかけますが、罠を察知して拒みブリッジポートに戻ります。キャシーはジョーにジェフを殺させようとしますが、ジョーは失敗して死亡。再びウィットの屋敷を訪れたジェフは、キャシーの裏切りとジョーの死を彼に伝えたうえで、ウィットにジョーの死を自殺として処理し、キャシーを相棒殺しの罪で警察に引き渡すことを要求します。ウィットは承知しますがキャシーに射殺されてしまい、彼女はジェフに、すべての殺人の罪をかぶるか、自分と一緒に逃げるか選ぶよう要求します。ジェフはキャシーとの逃亡を選びますが、隙をみて警察に通報。警察の待ち伏せによりジェフの裏切りに気づいたキャシーはジェフを撃ち、これに応じて警察が一斉に発砲し、車中の2人は命を落としたのでした…。



過去を逃れて

あらすじを、なんとか単純に要約したのですが、もっといろいろなイベントがあり、さらにアンとの話とかもありで、すべては書ききれません。そして、このあらすじだけ追うとあまり面白くないのですが、実際はいろんな心の葛藤や駆け引きが場面場面の演技で表現され、すばらしい映画に仕上がっているのです。主題としては、「過去を隠し、アンと新しい生活を始めようとするジェフ。しかし、過去が向こうから戻ってきてしまい、手を切るべく最後の清算活動を開始するが…。」というお話でした。前半は、アカプルコを舞台とした過去の回顧、そして後半が過去を清算する現在のジェフの行動という形に構成されています。誰もが信用できないような曲者ばかりの中で、虚々実々の駆け引きが続きますが、いろいろなポイントで、場当たり的な裏切りを続けるキャシーに、登場人物は次々と翻弄され、命を落としていくというストーリーです。

そのキャシー役のジェーン・グリアは、いかにも悪女という雰囲気ではないだけに、行動の不可思議さが際立っていました。ロバート・ミッチャムの素晴らしい演技と彼の持つ雰囲気。また、それぞれの登場人物がしっかりと描写されていて、名優がその複雑な移ろいを演じているという、大変見どころの多い映画だったと思いました。そして、舞台となるサンフランシスコと、アンの住む素朴な田舎町の対比も良かったと思います。ブリッジポートはなかなか雰囲気のいい街でした。

日本での劇場公開は、2012年と大変遅かった映画ですが、ハリウッド古典であり、フィルム・ノワールの典型と言われているとのこと。そして、ロバート・ミッチャムの代表作の一つでもあるようです。クールなタフ・ガイというイメージはこの映画で築き上げられ、さらに西部劇や戦争映画など、次々と活躍していきました。長い膨大なキャリアの中での比較的初期にあたる代表作の一つとして、一見の価値がある映画だと思います。勿論美人モデル出身の美しいジェーン・グリアの鑑賞も含めて…。

2019.7.2 HCMC自宅にてAmazon Primeよりのパソコン鑑賞

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「そして誰もいなくなった」 1945年刊行6年目の映画化

言わずと知れたアガサ・クリスティーの名作ミステリーの一つ。アメリカに渡ったルネ・クレール監督による映画化です。名作の古典的ミステリーであれば、琥珀色の雰囲気に浸りながらその芳香を楽しむということにしたいのです。この映画は1945年に製作されたアメリカの映画になります。

あらすじ

オーウェン氏の招待で、孤島へと向かう8人男女。しかし、孤島の別荘には主人の姿はなく、召使いのロジャース夫婦(リチャード・ヘイドン/クイニー・レナード)がいるだけでした。彼らはそれぞれの情報を交換しますが、オーエンの事については誰も知らない様子です。本土との連絡方法も数日後に来るボートのみ。それ迄彼らはここに滞在せざるを得なくなりました。ホールには10人のインディアンの置き物があり、それを見た一人が、インディアンが一人づつ消えていく歌を思い出します。そして、ロジャースがレコードをかけると、10人がこれまで犯した罪を告発する声が聞こえてきました。彼らはいずれも殺人を犯したというのでした。

全員告発を世迷言だと話す中で、その中の一人プリンス・スタロフ(ミッシャ・オウア)が毒入りの酒を飲んで咽喉をつまらせて死んでしまいます。そして、インディアンの置物が一つ無くなっていたのでした。その後も彼らは唄の文句通りにつぎつぎと殺されてゆき、殺人者は彼らのうちの1人であることが明らかな中で、次第に疑心暗鬼となっていきます…。

ミステリーであれば、十分周知のこととはいえ、やはりネタバレは野暮というもので、ここまで…



そして誰もいなくなった

ミステリーの超名作ということで、手を変え品を変え、映像化されたり演劇として上演されたりしている物語です。刊行は1939年で、この映画は1945年。まだまだ刊行されてからホットな時期の映画化であります。従って、冒頭で琥珀色の芳香漂う雰囲気を味わうと申しましたが、実際製作された時期的には同時代で、それを今見るのであれば、他の同時期の映画を見ることと変わるものではないとも言えます。そして、この映画は1943年に作られた、アガサ・クリスティ自身による戯曲版により製作されています。

勿論、この小説は今や古典的なミステリーであり、映画のストーリーも原作に忠実に、テンポよく進んでいきます。最初の方ですぐに犠牲者が出てくる為、次のイベントをどんどん期待する感じになります。一方で、一気に紹介される登場人物や、次々と起こるイベントに頭が付いていけず、多少混乱してしまったのですが、きっと劇場で目を皿のようにして見ていれば、もっと入り込めたかな?とも思う次第。また、いろいろとイベントが多い作品なので、すべてに辻褄が合うように映像化していくのは、なかなか難しいのではと思いました。

監督は、「奥様は魔女」のルネ・クレールで、映像的には機知に富んだテクニカルな映像を見せてくれるのではと期待。そして、かなり異常な状況の中で何事も無かったように振舞う紳士淑女の様が面白かったです。この辺りの感覚は、冒頭の英国人に関するジョーク、「紹介者がいないと会話できない」というものが、雰囲気作りとして、個人的に効いていたようでした。時々見る、古典ミステリーの映画。どれもこれも安心して雰囲気に浸れるので、大好きです。

2019.8.13 HCMC自宅にてAmazon Prime よりのパソコン鑑賞

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