
<短編> 'Confirmation' (2018)

ネット邦題:確認
あらすじ
ホテルにチェックインした、スクープのあだ名を持つ記者のジョン・テトリー(グレゴリー・サノン)は、家族に電話をすると、部屋の中で同僚のバディ(ミコ・デフォー)と、テレビで放送している、地元で蔓延し始めた疫病について会話をします。死者はうなぎのぼりに増えており、二人はいったい何が起こっているのかと不安そうでした。二人は、明日のインタビューの予定を確認してと別れ、ジョンは、疫病管理予防センターのウィリアムズ博士に明日の面会のコンファーメーションのために電話をし、相手が出るまでの間に水を飲もうとします。
備え付けのペットボトルが12ドルもすることに驚いたジョンは、水道の水を飲みます。そして、予約の確認が取れると、シャワーを浴びる準備をします。そして、浴びようとしたところで急にふらつき、同時にテレビの音声が流れました。水道に致死性のバクテリアが入ったことが確認され、水道の水を飲んだり、入浴したりしてはいけないという…。ジョンはなんとかベッドまで戻ると座り込みましたが、そのまま倒れてしまうのでした。

8分の短編映画で、あらすじの通りの単純なストーリー、仕掛けもオチもありませんでした。素直なストーリーで、映像は美しく撮られています。一つのシチュエーションを捉えており、ホラー映画のワンシーンのような部分とも言えます。水回りはことさら強調され、何のしかけもありませんが、蛇口やコップなどがローズアップされました。
一つの映像としては完結してはいますが、ちょっとアートに撮影したワンシーンを見たというだけの印象です。家族と電話をして、そのまま死んでしまうという可哀そうな一コマですが、8分のお話にしても、ストーリーをなぞるだけでなく、もう少し仕掛けて語って欲しいと思いました。
Data
監督:Derick Halliman
脚本:Anita Williams and others (7 credits)
製作国:アメリカ
公開年:2018
時間:8 minute
スペック:カラー
Imdbリンク:Confirmation
2020.6.15 HCMC自宅にてAmazonPrimeよりのパソコン鑑賞